🍀 Organic cafe 知恵の木は 札幌にある美味しいオーガニックコーヒーとランチの店です!

2023年3月

士農工商の本当の意味とは?

昔、学生時代に歴史で習った「士農工商」という身分制度であるが、当時は単なる階級社会とか、ある種、差別社会という風に捉えていた。しかし、最近、日本の歴史を改めて考察していく過程で、「いやいや、これはこれでなかなか素晴らしい相互秩序的な社会システムなのではないか?」と考えるようになった。 というのも、どの階層に属するかによらず、当時最も重んじられていたのは「精神性」だったようで、最上位に位置する「武士 […]

春を沈黙させまい〜この時期思い出す作家

  • 2023.03.03

毎年春になると思い出す作家がいる。その人の名はレイチェル・カーソン。そう、『沈黙の春』の著書としてあまりにも有名だ。 アメリカ生まれの彼女は、1960年代に環境問題を告発した生物学者でもある。中学生の国語の授業で出てきた『沈黙の春』の冒頭部分の描写は今も記憶に強く残っている。 化学薬品による環境汚染を技術的な見地から見事に告発していて、今読み返してみても全く古くないどころか、ある種、予言書としても […]

実在しなかったミイラ

最近、ショックを受けた。岡山県浅口市の円珠院秘蔵の「人魚のミイラ」が、地元大学による科学的調査で「造形物」だと結論づけられたのだ。寺の住職は今の心境について「申し訳ない」と語っているらしいが、私は「青春を返せ!ロマンを返せ!」と叫びたい。 私は幼少の頃、テレビでこのミイラの存在を知ってからミイラに興味を持ち、親に頼んでミイラ図鑑を買ってもらい研究に勤しんだ。成人してからは旅に出て、世界中のミイラの […]

図書館とダニ被害

最近、本を読む人が少なくなって、それに伴い図書館の利用者も減っていると聞いた。それによって何が増えるか? なんと、本につくダニが増えるそうなのだ。考えてみるとわかるが、たとえば家はそこに住む人がいるうちは錆びたり、劣化いくことを防ぐが、人が住まなくなるととたんに朽ち始める。 図書館も家同様に使用者がいるからこそ良い状態に保たれるわけで、使用者がいなければ当然、本にダニが湧き、ページ捲ればダニが出現 […]