煩悩は断つものにあらず
大晦日である。もうすぐ除夜の鐘が聞こえる夜である。除夜の鐘は108つ。それは煩悩の数であり、苦しみの数ともいわれる。生きることには苦しみがともなう。四苦八苦とはもともと仏教用語で、四苦(4×9)+八苦(8×9)で36+72=108となり、この四苦八苦を取り払うために鐘をつく。
煩悩と聞けば、欲望を思い浮かべる人は多いのではないか。昔から仏教ではこの煩悩を断つことが目標とされてきた。しかし、私は思う。煩悩、大いに結構なのではないか?
もちろん際限ない欲望が身を滅ぼすのは周知の事実。けど、大事なのはそのバランスなのだ。宇宙は必要あって私たちに欲望を与えたはず。その欲望は私たちが肉体を維持し、欲しいものを得る喜びを感じるために品よく使えば良いのだ。そんな時「足るを知る」ことは大変役に立つ。
CS60をかけると、不思議と心もからだも軽くなって「もうこれで十分」という気持ちになる。無理に煩悩を断つのではなく、そのままで感謝の気持ちに満たされて、自然に「もっともっと」という気持ちが鎮まるのだ。
世界はもともと足りている。私たちは本当は充足の世界に生きているのだ。
お寺に一個、家庭に一個。CS60が行き渡ったなら、日本も日本人も安心安泰。きっと除夜の鐘も要らなくなる。健康で幸福な人がもっともっと増えるはず。
本年もおつき合いいただきありがとうございました。CS60ヒーリングサロンnoahnoahは、年明け1月4日水曜日より営業致します。来年もまた宜しくお願いいたします。
⭐️ 自身の煩悩とうまくつきあおうと思った時、数珠は案外良い協力者となってくれるのではないか。昔、中近東を旅した時、数珠を手にしたイスラム教徒の男たちに出会った。持っている理由を訊ねると、珠の数を数えて「荒ぶる心を鎮めるためだ」と言った。それから私も数珠を手に入れ、しばらく試してみたが、確かに効き目はある。その後、旅先で失くしてしまったが、今もふと思い出しては手にしてみたい気持ちに駆られることがある。
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