人生はエネルギーの変化でできている

人生には色々な事が起こる。が、それに対する人々の処し方もまた様々である。病気や困難に見舞われたとしても、あえてそれに真っ向から挑戦し立ち向かうという姿勢の人がいるかと思えば、それを敵視せず素直に状況を受け入れ共存していくという考えの人がいる。

後者のように病気を受け入れて病気と共存するというのは、決して後ろ向きな考えではないし、決して人生を諦めているわけでもない。このような姿勢は「来る者拒まず、去る者追わず」という東洋精神と共通する悟りにも似た心境だ。

対して前者は「目には目を、歯には歯を」というような復讐にも似た態度であり、長い年月、自然を征服し利用しようと試みてきた西洋精神に共通の心境だ。

どちらが正しい正しくないという話ではない。どちらも人類が己の人生と真剣に対峙し選んできた処し方であるのだから。

しかし、いくらか長く年を重ねてきた今の私は思う。目の前の状況を淡々と素直に受け入れる姿勢の方が、より天地自然の理にかなっているのではないか。

辛い時こそ激しく動かず、時期が来るまでじっと実力を貯え、英気を養い、動かない事である。運気とはエネルギーの変化であり、人生もそのエネルギーの変化によって成り立っているのだ。ジタバタせずに運気を貯めると必ずいつか幸運がやってくる。

私たち人間はそのような大きな力の中で生かされている。

⭐️ なんと45カ国で100万部を超えるベストセラーとなった名著！末期がんから生還したアニータによる素晴らしいメッセージ。病気の本当の原因、それは自身の心のうちに巣食う「恐れ」だった！人生を受け入れ、恐れを手放した時、奇跡は訪れる。人間はただ存在するだけで、愛される価値がある。必要なのは、ただありのままの自分自身でいること。自分の本当の姿である「愛」でいれば、自分も他人も癒せる。「宇宙は生きていて、意識で満たされており、すべての生命や自然を包み込んでいるのだと悟ったのです。あらゆるものが、無限の〝全体〟に属していました」、そう語るアニータの言葉が沁みる。