立ち位置変えれば

社会においては、誰もが何らかの役割を担って生きている。ゆえにどんな人にもその人の「立ち位置」というものがある。そしてその時々の立ち位置から発言している。会社の社長であれば、会社にいる時には社長としての立ち位置で発言をするけれど、一度家庭に戻れば父親としての立ち位置で発言する。また、その社長が何かの会の会長をやっていれば、そこでは会の会長としての立ち位置で発言するだろう。

だからこの事さえわかっていれば、勘違いして人と衝突せず、いつだってうまくやれる。

「なぜ、この人は自分に対してこんなに攻撃的なことを言うのだろう？」と思ったなら、まず相手の立ち位置を想像してみると良い。それには自分が相手になりきり、周波数を合わせるのだ。

誰も他人を変えることはできない。しかし、相手と周波数を合わせる事は可能なのだ。相手になりきると感情が理解でき、もっと和やかになれる。人は誰もが自分を理解してもらいたがっている。わかってもらえると、フッと張りつめていた緊張もゆるむ。

立ち位置自由自在。そんな人になりたい。

⭐️ 人たらしとは、他人を騙すことではない。そして、弄ぶことでもない。それは自分自身の価値を知り、他人の価値を知り、それらを知った上で相手に喜んでもらうことである。それにより、人は集まり、富も集まる。その原点は立ち位置を自由にして、相手になりきることなのだ。