神の手によるパラドックス
最近思うが、人に完璧はない。人は皆、未熟なのだ。けれどもそれで良いのだと思う。未熟な自分で良いのだ。未熟な他人で良いのだ。未熟だからこそ課題があり、課題があるからこそ人は成長できる。未熟な自分を認識して日々心を鍛えていき、少しずつ問題を修正しながら課題を克服し、楽になっていく。そこにこそ成長はある。
己を知れば知る程、人は謙虚になれる。また未熟だからこそ他人の助けが必要であり、自分もまた何かしら他人のお役に立つ事ができる。持ちつ持たれつ未熟な者同士が共に成長できる世界。こう考えると気持ちが楽ではないか。
「欠け」と「差」があるからこそ、そこには「動き」と「変化」が生じるのだ。暖かい空気と冷たい空気、それをバランスしようとして風が起こる。風は花粉を飛ばし、そこに花は咲く。
全ては自分の心が創り出している世界。目の前に起こる現象も全て必然であり、その必然性からは何人たりとも逃れられない。どう捉えるのか、どう感じるのか、全ては自分の心が決められる。
宇宙は無限に続く未熟ワールド。ゆえに万物は無限に成長し進化できる。私はこれを「神の手によるパラドックス」と呼んでいる。
⭐️ 「神酒造」という名の造り酒屋があることを知った。少し高めのアルコール度数27パーセント。荒濾過処理というのが何とも嬉しいじゃないか。軽く白濁し濃厚なアタックを持つ黒麹仕込みの本格芋焼酎、その名も「神」。どんなパラドックスを体験できるのか、今度試してみたい。
価格:2,640円 |
価格:2,640円
(2022/11/19 09:30時点)
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