喜びは循環する

人の印象は、ほんの些細な事で大きく変わるものだ。例えば、人に親切にされたなら、会釈したり、「ありがとう」という感謝の言葉やねぎらいの言葉を伝えるだけで、親切にした側も嬉しくなるものだ。そしてこちら側の印象も格段に良くなる。にもかかわらず、そんな些細な事さえしない残念な人は少なくない。

優しさを出し惜しみしているのか、或いはそうしたリアクションを恥ずかしいと感じているからなのか、いずれにせよ大変もったいない事だ。ほんの少し勇気を出すだけで社会に喜びが循環するのにと思う。

レストランや食堂で食事をした後、「美味しかったです」「ごちそうさま」「ありがとう」と言って帰れば、お店の人だって気持ちが良い。きっとお店の人も、そういう客ならまた来て欲しいと思うに違いない。

私はそのような客になる事で、次にその店に行った時、一品多く出してもらったり、少しおまけしてもらったりする事がよくある。もちろんそれが目的でしているわけじゃないのだが、喜びが循環して自分に帰ってきたのだと思うようにしている。

会釈も、お礼も、笑顔も、些細な行為だが、それら全て喜びの表現。さっさと残念な人を卒業して、素直に喜びを表現できる人になろう。すると社会全体が笑顔にあふれ出す。

⭐️ あなたは「貔貅（ひきゅう）」をご存じだろうか？古くは邪気を避けるお守りとして大切にされてきた伝説上の動物。しかし、貔貅はお金を食べ、お尻の穴がないことから蓄財のお守りになるとして、現在では財運向上・開運の象徴となった。風水で四霊とされる竜、鳳凰、亀、麒麟にならぶ瑞獣として扱われている。喜びを素直に表現できない人は、まず手始めにこの置物を玄関に飾ってみてはどうか？きっと金運が上がり、喜べる人になる！