方向性を見極める
どんな場合においても、その行為がどこに向かっているのか?という事はよくよく見極める必要があると感じている。昨今は、意欲ばかり強く、どんな事でも元気ややる気さえあれば叶うと錯覚している人が多い。
しかし大切なことは、利他か利己か?善か悪か?愚直か狡猾か?というような、その行為がどこに向かっているものであるかを自覚している必要があると思うのだ。それを「方向性」と言う。
どんな悪どい事をしようが儲かれば良いと考えるのか?世の為、人の為をまず先に考え、利益は後からついてくると考えるのか?
あらゆる行為の裏側には、目に見えない意図と方向性がある。方向性は意図によって導かれ、やがてカタチあるものになる。この方向性のことを「ベクトル」と呼び、会社や組織において考え方を共有することを「ベクトルを合わせる」と言う。
正しい方向や考え方、あるいは哲学を持つ事は大切だ。それは建物に例えるなら、美しい屋根瓦や飾り窓ではない。けれども見えない所で建物全体を支える土台となる。土台が良ければ建物は長い年月の風雪に耐え、私たちの暮らしを守ってくれる。
その行為の裏側にある方向性をしっかりと見極めたい。
⭐️ ベクトルとはもともと数学における専門用語である。ベクトルを理解し極めれば難しい数式が簡単に解けるようになる。それを人生に応用すれば、どんな困難もさらりと解決できるようになる!
価格:1,980円 |
-
前の記事
ヤバい動画にはファクトチェックを! 2022.10.07
-
次の記事
新型コロナと頭痛 2022.10.09