ファンタジックな茨城県
ネットニュースを見ていたら、そこに掲載されていたイラストと文章のあまりの不一致さに衝撃を受けた。まず目に入ってきたのは、荘厳な西洋風の城。その両脇には赤いバラのような花が美しく咲き乱れ、城へ続く道を花びらで染め上げている。その道の上には黒い服をきた長い髪の少女が佇み、左下にもドレスを着たような女性の姿が見える。
この風景はどこだろう?と思いきや何と「茨城県」だと言うではないか。
え?どこが?まるでファンタジーの世界のようじゃないか?茨城にこんな場所断じてない。しかしよく文章を読んだ後、意味がわかった。
これはツイッターユーザーのツノウサさんという人の投稿で、なんでも日々自身のツイッターに「AIで生成した画像」を投稿しているらしく、「茨城県の女子」がテーマになるようにAIツールに指示を与えて画像生成したところ出てきたものだとか。
そう言えば、茨城県という字は「薔薇」という文字に似てなくもない。イラストに薔薇のような花が描かれているのもAIが行った学習の結果なのか。どんどん進歩していくAI技術ではあるが、まだ発展途上であるのは否めない。絵の完成度の高さに驚くと同時にAIの理解度の低さに少しホッとしてしまった。
⭐️ 良くも悪くもAI抜きには暮らしていけない時代に僕らは生きている。ならば、そもそもAI=人工知能というものが何なのかを把握しておく必要がある。知ることにより、その恩恵も、そして怖さも理解することができるようになるから。
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