異業種交流会の憂鬱
以前、知人に誘われて異業種交流会なるものに参加した事がある。だが1回行ってやめた。会場ではまず参加者の殆どが作り笑顔で自分の名刺を配り出すのだが、誰もが名刺を多く配る事のみに力を注ぎ、人間を数として見ている薄っぺらな印象を受けた。その裏には損得勘定や計算が透けて見えた。
人との縁や出会いは表面的な数の多さではない。損得抜きで心底楽しみ笑いあえる相手なのか?向上に繋がる刺激や驚き、学びといった発見があるのか?そこが大事だ。
これはセールスについても言えるのではないか。下手なセールスマンは自分や会社の商品や売り込みしか考えていない。自分の事ばかり話し、相手の利益や喜びを考えない。これでは客に好かれモノが売れるワケがない。
金銭や損得だけで繋がっている関係なんてものは益するところなしとなればすぐに離れていく。本当に困った時に力になってくれるのは利害を超えた温かな関係を築いた仲間であり、苦楽を共にできる仲間たちだ。異業種交流会で出会った人々の中に私はそうした仲間を一人も見つけられず、ただ夥しい数の無用な名刺だけが残った。
私は感情を持つ一人の人間である。手足の生えた名刺ホルダーではない。
⭐️ 「神様の存在を信じるか?」と人から問われれば「信じる」と答えるようにしている。なぜなら、過去に何度か良き神社とのご縁によりその後の人生が大きく転換した経験があるからだ。神様は人と人を結びつけ、その人にとって必要な出来事を生じさせる。それこそまさに「ご縁」。ご利益ごとに担当の神様が変わる。神社とはあの世とこの世を繋ぐ神界の出先機関なのだ。本書ではそれぞれの神様の紹介と神様からのアドバイスが簡潔に書かれていており、ランダムにページを開けば、神様からのアドバイスを受け取ることができる。
ご縁がつながり運がひらける日本の神さま大全 [ 吉岡純子 ] 価格:1,430円 |
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