80億総監視社会
私たちの暮らしは逐一監視され、その個人的な言説から行動まであらゆるものが国家によって収集・管理されていると言ったなら信じられるだろうか?いや、これはもはや陰謀論ではない、もはや事実なのだ。
「エシュロン」をご存知だろうか?これは米国を中心に、英国・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの5か国で共同運営する大規模通信監視システムの名称だ。無線・電話・FAX・メール等、あらゆる通信を傍受可能で、その情報収集能力は何と1分間に300万件。一般庶民には存在が秘せられているが、勿論実在する軍事諜報システムだ。しかし、米国政府は公式にはその存在を認めていない。
以前、エドワード・スノーデンの告発によってPRISMで有線データ通信さえも盗聴されている事が明らかになったのは記憶に新しい。ジャーナリストの池上彰によれば、この日本にもエシュロン傍受施設は存在し、その中心地は青森県の三沢飛行場であるとの事。
個人としても、何を発信し何を傍受するべきか?裏で監視されていると知って行わなければならない時代に突入している。
⭐️ 2001年に欧州議会が公表したエシュロン報告書を中心に軍事諜報機関が引き起こしている市民のプライバシーへの深刻な侵害問題について論じる一冊。エシュロンの通信盗聴システムは恐るべき機能を有している。それは特殊な通信方法により、低周波通信を生物と通信できるという点だ!
【中古】 エシュロン 暴かれた全世界盗聴網 / 小倉 利丸 / 七つ森書館 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】 価格:460円 |
-
前の記事
あるがままはわがままではない 2022.09.04
-
次の記事
今も心に響く天風先生の言葉 2022.09.06