新5000円札の女・津田梅子
ひょんな事からある人物に興味を持ち、それがマイブームとなる場合がある。今、私にとって気になる人物、それは津田梅子。ご存知だろうか?2024年より5000円札の新しい肖像画に起用されることが決定した歴史上の人物である。彼女はある意味、当時の日本に革命をもたらした。
日本最初の女子大学の留学生の一人として7歳の若さで単身アメリカに渡り、日本女性で初めて欧米の論文を発表した研究者としても名を残し、後に津田塾大学となる女子英学塾を創立して女子教育の先駆けとなった。
日本の教育史に燦然とその名が輝く教育者である津田梅子。彼女は人材教育の本質は何なのかを熟知し、女性を生かす社会とはどのようなものなのかを、まだ女性が社会進出を果たすのが困難な時代にしっかりと見据えていた。
津田梅子の偉業の中には、社会改革やビジネスの本質のヒントが多く隠されているに違いない。これから伝記その他で、その人生に触れてみたいと思っている興味イチオシの女性なのである。
⭐️ 本書の帯にもあるが津田梅子は優れた生物学の研究者であった。何がきっかけで学問の道に入り、どのような経緯で日本の学界をリードする偉人へと成長していったのか?秋の夜長、本書をじっくりと読んでその真実に触れたいと思う。
価格:3,080円 |
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