日本の夏、飾り巻き寿司の夏
日本に古くから伝わる「飾り巻き寿司」をご存じだろうか?江戸前寿司の技術の一つである「細工寿司」や「太巻き寿司」の技術から独自の発展を経て生まれた日本発祥の寿司料理である。昭和の始めころから寿司屋の世界では技術大会などで実に様々な細工寿司が出品されていた。そこでは「変わり巻き」と呼ばれる花や紋様、家紋などをかたどった柄や日本伝統の古典柄などの巻き寿司が作られていた。
「飾り寿司」とは、握り寿司、ちらし寿司、巻き寿司、押し寿司など寿司屋で作る色々な創作寿司の総称である。中でもイベント会場やパーティーの食卓に華を添える「飾り巻き寿司」はとても喜ばれる。現代ではモダンなデザインや、子供に人気のキャラクターなども登場し、目に楽しい、食べても美味しい巻き寿司として日々進化を続けている、それが飾り巻き寿司なのである。
妻は十年以上前、その飾り巻き寿司のインストラクターの資格を取った。ここ数年、子ども向けの料理教室開催の要望を受け、講師として活動している彼女は、この度、その技を子どもたちに伝授することになった。題して「カエルの飾り巻き寿司 Cooking Class for Kid’s」。みんなでまきすを用いてカエルの柄の飾り巻き寿司を作るのだ。玄米カフェにて行う講座なのでもちろん使うのは玄米ごはんなのだが、この玄米と海苔という組み合わせがとても合うのだ。
子どもたちの間でも、玄米好き、海苔巻き好きがたくさん増えてくれると嬉しい。
●夏休み特別企画「カエルの飾り巻き寿司」Cooking class for Kid’s
日時:8/6(土)10:30~12:00
会場:オーガニックカフェ知恵の木 (札幌市豊平区福住)
定員:6名
受講料:4,200円(味噌スープ・夏野菜のお惣菜・甘酒アイス・ドリンク付)
*親子でご参加の場合プラス1,100円。
⭐️ 飾り巻き寿司は「酢」も使うため、保存に適し、夏でも涼感のある美味しい食べ物になる!見た目に楽しく、食べて美味しい飾り巻き寿司の世界、日本発祥の文化として各家庭にも継承したいものである!
はじめての飾り巻きずしとデコちらし【電子書籍】[ 川澄健 ] 価格:1,056円 |
-
前の記事
幸せの花は努力には咲かない 2022.06.23
-
次の記事
遅れて届いた驚きの銘酒 2022.06.25