ひらがな詩人ジルベルトゆうきの詩画展
昨日からOrganic cafe 知恵の木で開催している展覧会がある。長年来の知人であるジルベルトゆうき氏の詩画展「ひらがなし うちゅう」がそれだ。彼は、南米最南端の小国フラシルのデズノバスシダズ町に日系4世12人兄弟の長男として生まれた。子どもの頃から小野リサの音楽を子守唄代わりに、ひらがなとボサノバに囲まれて育った。ある時、遠くブラジルに暮らす叔父が、世界的に有名な「ボサノバの神様」ジョアン・ジルベルトと同じ町内会に所属していたことから、本人の承諾なしに「ジルベルトゆうき」と名乗り始めた。
数年前、失恋をきっかけにひらがな140字以内で詩を描き始め、以来そのスタイルを「ひらがな詩」と名付けたそうだ。数年前、行きつけのスープカレー屋で旨かったカレーの感想をひらがな詩に表現したところ、店主から500円おまけしてもらい、味をしめた彼は、ひらがな詩創作をライフワークに、現在は札幌に移住し、ひらがな詩人としてギターとiPhone片手に創作の日々を送っている。
氏の作品は、全部ひらがなゆえ、小学生でも文章そのものは読むことができるが、そこに描かれているものは大人の悲恋であったり、人生の切なさであったり、またある時は想像の世界だったり、心情を読み解くにはある程度の人生経験を必要とする。鮮やかな挿絵と相まってきっとあなたのイマジネーションをも刺激すること請け合いだ。展示は6/30(木)まで。文芸好きなあなた、ぜひいらしてください!
⭐️ 言葉を解する人ならば、誰もが今日から詩人になれる!イメージは自由、創作は自由、そして言葉は自由だ!日常の一切の囚われから放たれ、あなたの魂を自由自在に詩の世界に遊ばせてみよう!その際、とても頼りになるツールがある!それは上質な書き味の万年筆。デジタルな時代だからこそ、アナログな選択。そこから紡ぎ出される作品は、人々の魂をきっと鼓舞するに違いない!
価格:18,920円 |
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