世界一の食品添加物消費国はどこだ?
気がつけば酷いありさまである。何のことか?食品添加物だ。今後、食品の表記が変わる。わが国の消費者庁は、食品パッケージに「無添加」や「○○不使用」と表示する事で添加物を使っていない商品のほうが健康に良いというメッセージを消費者に与えるからと主張して表示ルールを改定した。
大手食品メーカーは添加物を使った商品が売れなくなると困るから消費者庁に対して圧力をかけたに違いない。もっと言えば、食品添加物を大量に売りつけるアメリカの意図もある。食品添加物及び、遺伝子組み換え食品の輸入相手国としてのトップがアメリカだからだ。
世界一食品添加物の使用が多い国がどこかご存知だろうか?それは日本である。何と1500種類が認可されている。二位はアメリカでその数140種類。日本は10倍以上なのだ。しかも全てが人体に対してどういう影響を及ぼすのかについては充分解明できていない。そうした食品添加物の組み合わせでどんな健康被害が起こるかも皆目見当がつかないのに。
ルール改定は、こうした事実の目眩しになり得る。国は、食の安全を守ってはくれない。私たちは自分の健康を自分で守るしかない。
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