愛語の名人
生きる事は、人と会う事だと思っている。この人とまた逢いたいとか、一晩語りつくしたい、そう思わせる友や先輩、師匠が近くにいる人は幸せだ。
逆に、奴とだけは一緒にいたくない、嫌な気持ちになる、ごめんこうむりたい、そう言われる人にはなりたくない。
一晩語り合いたいとか、ゆかしい気持ちにさせられる人たちは、いつもしみじみと語りかけてくれる。 そして、別れた後にまたすぐに会いたいと思わせる余韻を持つ。
発せられる言葉は同じでも、そこに人の心を温かくするような「愛」が含まれているんだよな。
ふと、良寛さんを思い出す。良寛さんは生前、私は貧しい修行僧なので、人様にあげられるものが何もないと、だからせめて人の心を温かくするような、愛ある言葉を贈りたいと言って、それを「愛語」と名づけた。
自分の発する言葉に「愛」をのせてみる。言葉の全てをしみじみと語りかけ、人生に疲れ切ったあの人やこの人をほっこり元気にする、そんな愛語の名人になりたいな。
⭐️ 誰だって本当は愛語の名人になれる!良寛さんが教えてくれる、あなたが今日から魅力的になるコツ!どんなに困ったことだって、人は「伝え方」一つで良い結果に変わる!
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