民のかまど
世界各国には、その国のトップが存在する。それは大統領だったり、首相だったり、王様だったり。トップがどの様な気持ちで国民を見ているかはそれぞれに異なる。
日本の場合は、次の昔話に象徴される。仁徳天皇にまつわる「民のかまど」という伝承だ。ある日、天皇が高台から見渡すと家々から煙が上っておらず、「国民達は炊事もできないほど貧しいのか」とふびんに思い、3年間税を免除した。それにより、宮殿は荒れ果て、衣も新調できなかったが、やがて民の家々にかまどの煙が立ち上るのを見て、「民が富んでいるのは、自分も嬉しい事だ」と喜ばれた。
上に天皇がいて、そして民を思い、民もまた天皇を思うという国家感がかつて日本人の「国」のイメージだった。
はたして他国はどうか?アメリカはどうだ?中国はどうだ?そして、ロシアはどうだ?いや、肝心の現代日本はどうなんだろう?
自国民に対して、まるで「植民地」のように扱っている国はないか?それは征服の対象であり、労働資源や農産物、地下資源を吸い上げる為にのみある。
⭐️ 「天皇杯」というのは、何も競馬の世界のみにあるのではない。日本茶の世界にも存在するのだ。その世界において、2009年栄誉ある「天皇杯」を受賞した静岡県掛川の中山茶業組合謹製の銘茶。7部門514の中から選ばれた逸品。茶作りに取り組む姿勢、技量、味、いずれも文句なしとの噂。独特のその深い味わいを一度試してみたい。
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