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人魚のミイラの正体

人魚のミイラの正体

世の中には、あえてその正体を明かさぬほうが良い事ってある。かつて怪奇現象大好き少年だった私は、長くネス湖のネッシーの存在を信じていた。誰もが一度は見た事があるであろうあの写真によって。

しかし93年に、撮影した医師本人があれはおもちゃの潜水艦に恐竜の模型をくっつけて撮影したイタズラであったと告白。世界に衝撃が走った。私もあのニュースにどれだけ落胆した事か。

先日、岡山県の寺に伝わる「人魚のミイラ」の正体を探ろうと、大学の研究者らがCT検査による分析を始めたという。これも私には子供の頃からお馴染みだ。

ミイラは体長約30センチ。歯や爪のほか、下半身にうろこがあり、「人魚干物」との書き付けと一緒に保存されている。同様のものは、江戸時代以降、日本各地で見られた。

「いらんことしてくれるな」と思った。事実を明かす事でまたどれ程多くの少年少女が落胆する事か。人間は科学と現実のみで生きてはおらん。ファンタジーだって大切な生きる糧なのだ。せめて人魚くらい想像の世界で生かしてくれんか。

 

 ⭐️ このような本が夢見る少年少女を現実的な大人に変えてしまうのだ。様々な超常現象を最初に紹介し、後半はそれを検証し、種明かししていくパターンで、殆どの現象が誤解やフェイクであると主張する。ただ実際、世にある超常現象の多くがいかに裏を取っていないかがわかる。本当の怪奇現象は本書で紹介していないものの中にしっかりと存在するのだ。

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