日本の医療崩壊の怪
コロナ第6波で、自宅療養中に死亡する例が増えている。都心部のみならず、それが地方にも拡大していると日刊ゲンダイは伝えている。第6波の自宅療養中の死亡例としてすでに5県で県内初の自宅療養中の死が確認されていた。
厚労省の発表でも、9日時点のコロナ療養者は83万9580人。このうち入院しているのは、たったの2万6734人で入院率は3.2%だ。陽性者100人に3人しか入院できない。
これではコロナの感染者以外で入院が必要な患者も適切な医療を受けられまい。医療の進んだ日本で、なぜこのような事態が起こるのか不思議に思い、色々と調べてみたところ、意外な事実を知った。
日本は、人口当たりにおける病院の数、ベッドの数、MRIやCTスキャナーなどの高額医療機器の保有台数がいずれも世界一なのだ。
なのに、なぜ医療崩壊の危機を迎えるのか?
その答えは、日本の歪んだ医療システムにある。現在、それをテーマに本を執筆している。
15日発表された死者数は過去最多の236人。とうとう200人を超えてしまった。怖いのは、軽症でも高齢者の場合、死に繋がるケースがある事。
これからの時代、医療に頼らず、自分自身で健康を樹立する意識が必要だ。その具体的方法についても書きたいと思う。
⭐️ 日本の医療崩壊は、何も新型コロナの今に始まったものではない。入念な取材の向こうにこの国の抱える官僚政治の歪み、医療システムの歪みが見えてくる!
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