ひらめき明神

パナソニックの創始者・松下幸之助の有名な話がある。彼は日本に最初にラジオを普及させた人物でもあるが、ラジオの販売競争が激しくなってきた時に松下はふっと「値段を半額にしてみよう」とひらめく。1割や2割の割引なら、誰でも考えつく。しかし半額となると少々の工夫では実現できない。ゆえに普通の人は思いついても「無理」とその考えを諦める。しかし松下は、そのひらめきを実行に移し見事成功した。彼には「ひらめき明神」が味方したのではないか？

リーダーにはひらめきが欠かせない。理屈で考えているだけでは常識に制限され飛躍がない。学問も事業も、それでは発展しない。モノゴトを変化させるのはひらめきだ。でもどんなに素晴らしいアイデアだって実行に移さなければ、ひらめかなかったのと同じだ。ひらめきと行動はセット。 ひらめきは成功の鍵。

寝ても覚めてもアイデアを考え、ひらめいて、それを実行に移せる自分になりたい。ひらめき明神さま、私にも力を。

 ⭐️ 今の情報化の時代、「ひらめき」はもはや必須のスキルである。けれど、そこには「行動」が必要だ。ひらめきを行動に移せてこそモノゴトは成就する！その方法論をここまで明快に理論化したものを私は見たことがない。ズバリ使うための本である！