人は皆、多重人格者
人間は多面的な存在だ。自分が誕生するまでに関わった人数を両親から10代遡ると2046人になる。そのうち同じ人物はいないから、様々な個性が複雑にブレンドされた結果が今の自分という事になる。
ゆえに人間は皆、多重人格者。私はそう捉えている。
だから万華鏡のように状況や人との関わりによって変化するものなのだ。善人だと思っていた人が急に鬼になる場合だってある。にも関わらず、人を一面だけで捉えていると混乱をきたす。
信じていた人が突然態度を変えてあなたを攻撃する事もあろう。そんな時どうすれば良いか?
逃げるに限る。
人は、自分を大切にしなければいけない。自分に被害が加わる状況を耐えてはならない。相手が急変したなら、まずそこから非難する事だ。そして快適な状態へと戻す準備をするのだ。
我慢にも必要な我慢と不要な我慢がある。不要な我慢を続けるほど自らを傷つける事はない。自分が安心してリラックスできる状態にあると菩薩の面をもった人物が必ず目の前に現れる。
⭐️多重人格とは先天的なものではなく、後天的な環境から発生するというデータもある。しかも驚くべきことに多重人格者が生じる原因の多くは幼児期の虐待であり、特に日本では「母子関係による極度のストレス」も注目されている!驚くべき発症過程が医師である著者によって語られる。
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