宇宙の願いとは?
ふと、宇宙は「ある願い」を持っているのではないか?と思うことがある。
それは、「幸せになりたい」という願いではないか。
しかし、肉体を持たない宇宙は、その願いを、肉体を持つ人類に託すことにした。それゆえ、私たちは幸せになる義務があり、責任がある。
私たちが幸せに満たされ、喜びに溢れている時、生命は宇宙と調和している。幸せになること。喜びに溢れること。それらは皆、宇宙の願いだ。なぜなら喜びこそがこの宇宙の本質だからである。
私たちが喜びの中にある時、私たちが幸せの状態にある時、それは宇宙と共にある。
人は幸せで喜びに溢れている時、誰かを憎んだり、誰かを傷つけたり、誰かを怒ったり、誰かを嫉妬したり、誰かを責めたり、誰かを裁いたりすることはない。
私たちが一番にすべきこととは、自分を愛し、自分を最高の喜びの状態にもっていくことなのだ。そしてそれは、人生最大にして究極の目的なのである。
自分を愛そう。そして幸せになろう。宇宙が喜ぶ。
⭐️ 著者である成瀬氏はヨガの達人にして、あの世の住人である。麻原が空中浮遊のトリックで世間をあっと言わせるより遥か前に宙を浮いていた。そんな彼が人間の成り立ちについての恐るべき洞察をはっきりした言葉で教えてくれる。瞑想を極めれば、意識は宇宙の果てに広がる。宇宙のエネルギーを取り込めば、人生は充実し、真の幸せが訪れる。その時、あなたは悟る。「ああ、宇宙の願いは幸せだったんだ」。
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