金メダルラッシュの裏に潜むもの

連日日本人選手の金メダル受賞のニュースが列島を飛び交う。と同時に新型コロナ感染者がうなぎ上りに増えている。歓喜と不安が一緒になってもたらされる結果、私たちに発生するのは脳の思考停止だ。そうなると多くの国民は催眠にかかり易くなる。脳の疑う部分が、機能しなくなるからだ。

脳は酸素とブドウ糖を栄養にし、限りあるエネルギー源で動いているのだが、頭が混乱した状態ではそれによりエネルギーを使い果たし、結果、論理的に考える脳の部分にエネルギーが回らなくなるのだ。

本来、そこが機能している場合、納得できない事象が起こると、一度は対象を疑い、それが真実か否かを見極めようとする。しかし、機能しないと、半ば催眠状態となり、一時的にＩＱが低下してしまうのだ。為政者にとってこれ程望ましい事はない。

かつて、ナチスのヒトラーはこの心理作用を上手く利用し、国民を扇動した。日本人選手の活躍は嬉しいが、思考は停止させてはならない。

 ⭐️ 実は社会の至る所に「催眠」は仕掛けられている。昔から為政者は民衆の心理を心得ていて、都合の良いイメージと思想を意図して植えつけ支配してきた。もしも、その手にのらずに生きようと望むならば、まず彼らの手の内を深く知る必要がある。それが洗脳社会から脱出するための第一歩である！