リアル日本沈没

来る7月22日は海の日。海と言えば、気になるのが、海面上昇。インド洋の真珠の首飾りと呼ばれるモルジブが近い将来、海に沈むのは確定的と言われているが、実は、私たちにとっても身近な現象になろうとしているのだ。

ある研究機関の調査では、2030年を迎えると、日本全国で600万人以上もの人が浸水や冠水の影響を受ける可能性があるらしい。

近年、世界的に大規模な水害が多発しているが、このまま気候危機対策をせず、極端な異常気象が増え続け、海面上昇が加速すれば次の事態が発生するリスクがある。

・東京、名古屋、大阪などの都市圏で、湾を中心に低地が広がり、極端海面上昇に対して脆弱性が高い為、中心部が浸水する。

・30年後、佐賀県の約25％、福岡県の約14%、茨城県の約13%の広範囲にわたるエリアが浸水する。

・2100年までに日本人口の約30%が住む場所を失い、新潟県や秋田県、茨城県など日本の米どころが冠水する。

よって、日本沈没は現実のものとなる。

 ⭐️ 人類の歴史とは自然災害におけるサバイバルの歴史である。豪雨、豪雪、暴風、干ばつ、極寒、稲妻など、世界各地で見られる天変地異。100枚を超える迫力ある写真と、それぞれの状況を伝える明確なキャプションにより、読む者に畏怖の念を抱かせる貴重な一冊。環境は常に変化し、呼吸している！