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エネルギーとは場における傾斜である

エネルギーとは場における傾斜である

苫米地英人がエネルギーについての面白い説明をしていた。

水車が何故回るかと言えば、最初に巨大な太陽があり、熱エネルギーが地球に放射されて海水温は上がり、海水が水蒸気になって上昇、それによってできた雨雲は位置エネルギーを得る。そして一定量に達すると雨となり地上に降り注ぐ。山の高所に溜まり位置エネルギーを得た水は川となって低い位置へと流れてくる。人はその川の流れを利用して水車を回し、その力を利用して電気を起こす。

ここで起こっている事は、ニュートン力学的な場における「傾斜」である。すなわち、エネルギーとは傾斜であり、その質は変化し転換する。これを情報空間に例えるなら、高い抽象度を持つ人間ほど、太陽や雨雲のように高い位置エネルギーを得て、多くの他者に影響を与える事ができる、と。

説明を聞いて頭の中にイメージが湧き、腹にストンと落ちた。正直、彼のしたり顔は好きじゃないが、思考は大いにためになる。今回も気づきを頂いた。ご馳走様。

 

 ⭐️ 苫米地英人の著作に出会ったのはちょうど今から20年ほど前のことだっただろうか?「洗脳」の仕組みについて解説されたその本は、人間の意識や心の作用を知る上で大いに参考になった。その後、彼の著書は数十冊は読んだと思う。その都度、新しい発見があった。けれどここ数年は少々食傷気味で遠ざかっていた。けど、今回エネルギーの話を聞いたのを機会に再読してみたいと思っている。