絶景!棚田への憧れ萌え
「今、一番旅してみたい場所はどこですか?」
そんな質問を受けた時の為に、用意している答えがある。それは「石川県輪島市白米町」。
私の実家は治療院を兼業する稲作農家だった。なので水田風景が大好きだ。田植え時期を終えると田が緑となって、成長にともない色合いを変えてゆき、黄金色で収穫期を迎える。
日本は山が多いゆえ、斜面を利用して階段状に水田を広げていく棚田が数多くみられる。水を張りシンとした状態から青々と生い茂り、黄金色に向かう。季節ごとに様々な表情を見せる棚田の美しさ。私の田舎は平野部だったゆえ尚更憧れがある。
石川県輪島市白米町にある「白米千枚田」は、水田一枚の面積が20平方mに満たない小規模なものだが千枚田と呼ばれる位小さな田が多数作られている。水田が重なるように日本海に面する海岸まで続く様子は絶景。国指定文化財名勝にも選ばれている。
娘がこの春、金沢の大学に入学したのも何かの縁。コロナ禍が終わったら必ず行きたい。
⭐️ 棚田マニアにとっては垂涎ものの棚田ガイド。本書には「日本の棚田百選」に選定された134カ所を含む日本全国の美しい棚田212カ所を紹介されている。棚田のためなら、飛行機代を使っても列車代を使っても惜しくはない。なぜならその美しい自然と人間のコラボから十分生きる力をもらえるから。
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