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2021年4月

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老いない身体を手に入れる

いよいよ人類の夢が現実になりそう。今年1月に東大の研究チームが、臓器や血管の機能を低下させる老化細胞を除去する方法を発見した。身体は細胞分裂により新しい細胞が作られ、成長・再生している。しかし、中には細胞分裂が止まったまま生き残る細胞があり、これが老化細胞となって加齢とともに蓄積され、臓器や組織の機能低下を引き起こす。  この度、老化細胞の生存に必須となる遺伝子を突き止め、その働きを阻害 […]

昭和の日にふと思う

本日は国民の祝日。昭和の日である。けれど、はたして国民の何割がこの日の由来を知っているのだろう?まだ私が若い頃、4月29日は昭和天皇の誕生日ゆえ天皇誕生日という名の休日だった。それが昭和天皇崩御と明仁天皇即位により、呼び名が変わった。これから先も昭和の日が存続し続けるかどうかは、今のところまだ分からないようだ。 令和時代の今、昭和のムードが色々な場所から消えていきつつある。街から消え、歌から消え、 […]

あなたは何を差し出しますか?

思うに、自分と宇宙はいつだって繋がっている。それゆえ、自分が大きく変わりたい時には何かを宇宙に差し出す必要がある。聖書に出てくるアブラハムのように。彼は愛する一人息子を生贄として神に差し出し、信仰心を示した。 大きく自分が進化したい時に、宇宙はいつだって問いかけている。「その願いを叶えよう。では、それを得る代わりにきみは何を差し出すの?」って。新しい未来を手に入れようと思うなら何かを代償として支払 […]

気の世界に遊ぶ

この頃、つくづく人間の存在は「気」が土台だなと感じている。自らの気分が自分及び周囲に影響を与えている事を実感するのだ。例えば、こんな実験でそれを体感できる。 協力者を見つけて相手の腕に触れ、次の3パターンの触れ方をしてどのように感じるか相手にそれぞれ訊ねてみる。 ①ただ相手を触れているという意識で触れる。 ②相手の幸せを願う意識で触れる。 ③相手の幸せを願いながら触れ、力みを抜く。 この差は歴然。 […]

自分を思いやる瞑想

この頃、意識している言葉に「セルフコンパッション」というのがある。その意味するところは、「自分への思いやり」。忙しく時間に追われる現代人は、皆、自分をじっくり見つめる時間がない。仕事を優先し、経済を優先し、効率を優先し、結果、案外自分の事は後回しになったりする。それではいつの間にか自分でも気づかぬうちに心に不満が堆積し、いつか爆発する。 セルフコンパッションが高い人は満足感が高く、幸せな人生を実感 […]

太宰治のゲシュタルト崩壊

昨夜、蜷川実花監督『人間失格』を観た。作家・太宰治と彼を取り巻く3人の女の関係を事実に基づき作品化したものだ。主演の太宰を小栗旬が演じ、脇に宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみのラインナップ。 私は学生時代かなり太宰にかぶれた。好き過ぎて彼の実家である青森県金木の斜陽館を訪ねた程だ。 そんな私が作品を観て、太宰を小栗が演じることに違和感を感じた。太宰にはそこはかとない幸薄さとユーモアと病的要素があって […]

Kindle本の嬉しい反応

先日、電子書籍を生まれて初めて出版した私であるが、数日前、嬉しい反応があった。購入して下さった方もあったし、本を読まれたある読者の方から、感想文を兼ねてメールが届いたのだ。以下、メール本文から一部抜粋してお伝えしたい。 「『マクロビオティックは宝島の地図だった!』を読んでちょっと驚きました。マクロビというのは、単なる健康食の事だとばかり思っていたのが、こんなにも奥深いものだったとは驚きました。読み […]

たまに少食を楽しむ

一般的に、よく食べる人ほど元気なイメージがあるが本当にそうだろうか? 祖父は43歳で重い心臓病を患ったが、それをきっかけに食生活を見直し、玄米ご飯と味噌汁だけというシンプルな食事に切り替え、以来、治療院と農家を兼業しながら大病もせずに86歳まで元気に生きた。 ロシアで100万部を超えるベストセラーとなった『アナスタシア』という小説があるが、主人公は、食べる時間は決まってなくて、少ない量の木の実を時 […]

記憶力を強化するには?

年々衰える記憶力をなんとかしたいと考えていた折、東大教授池谷裕二博士の本を見つけた。脳機能のエキスパートである彼曰く、記憶の特徴に3つある。 ①海馬に繰り返し送られる情報は記憶される。 ②意味のない情報は記憶されにくい。 ③記憶は哺乳類が自分の環境にいる外敵を覚えておくために発達した。 つまりは、海馬と側頭葉で情報が繰り返しやり取りされる事が大切。しかも最低三回は復習する必要があり、その間隔は、翌 […]

良寛和尚の金言

好きな人物の一人に良寛和尚がいる。書も達者で、生前優れた作品を数多く残している。あまりに好き過ぎて、若い頃彼の生まれ故郷、新潟を旅した事もあった。 良寛は晩年、大地震に見舞われた。友達が地震でわが子を亡くし、良寛は見舞いの手紙を書いた。 「災難に逢う時節には災難に逢うがよく候。死ぬる時節には死ぬがよく候。これはこれ災難をのがるる妙法にて候」 災難にあったなら、慌てず騒がずそれを受け入れよ。死ぬ時が […]

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