北欧家具と暮らす
結婚して間もない頃、家賃3万円の二軒長屋に住んでいた。ボロ屋ではあったがそれなりに楽しかったし、貯金ができた。新しく家を購入する事になった時、貯めたお金でアンティークの北欧家具を手に入れた。ウェグナーのベンチソファーやキャビネット、モーエンセンのダイニングセットなどである。
そこで気づいたのは、日本の家と北欧インテリアの相性が良いこと。住まいのベースを白に設定し、照明をいくつも重ね、タペストリーの素材やモチーフはウールフェルトやリネンから選ぶ。色やデザインを積極的に楽しみ取り入れる事は素晴らしい。気持ちがとても豊かになる。
家具は決して安い買い物ではなかったが、お値段以上の価値を感じ、大いに満足している。家具からわかるのは、北欧の人々が暮らしというものをとても大切にしている事。北欧がもっと好きになった。
私などあまりに好き過ぎて、毎朝妻にデンマーク語で挨拶してしまうほどだ。
⭐️ 良い家具は高いという人がいるが、果たしてそうだろうか?家具をひとつのアート作品ととらえれば決して高くはないはず。有名画家の絵画は目が飛び出るほどに高いが、有名デザイナーの家具は少しがんばれば手に入る。ウェグナーのデザインした家具はアートとしての美しさと価値を持つが、それを6万円台で手に入れることは不可能ではない。それによって毎日幸せな気分で暮らせることはかえって誰もが叶えられる奇蹟と言えまいか。
価格:62,380円 |
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