本当だったら今頃、雪まつり
敗戦ムード漂う昭和25年、暗い北国の冬を明るくしたいという市民の思いと共に始まった札幌雪まつり。バブル崩壊後さすがに規模も縮小した感はあるが、今や世界中から見物客が訪れる有名なイベントになった。
その雪まつりが今年はない。本当なら第72回の開催となる予定だった。ご承知のようにコロナ禍ゆえの中止。
私にとって雪まつりの思い出といえば、今は亡き岡本太郎。第30回開催を記念して市が画伯に記念メダルの制作を依頼した。
当時、『太陽の塔』そっくりの不思議な顔が形取られた『雪の女神』と題されたメダルが欲しくて父にねだったが、うちは兄弟が多く買ってもらえず悔しい思いをした。ちなみに太郎は札幌を訪れ、雪像も制作している。
発展を夢見て、国民みんなが元気だった時代。太郎の作風にもそれが見てとれる。雪の女神よ、どうかこのコロナ禍を収束させ、あののびやかな時代を街に再び与えてください。
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