愛と情熱のボルシチ
何が好きかって、冬に食べるボルシチほど好きなものはない。20歳の頃、知り合いのロシア料理店でご馳走になり、その色の美しさと酸味、甘味、塩味、三味一体となった旨さに感激して以来大好物になったボルシチ。
まだインターネットが普及してない時代だったゆえ図書館に行きレシピを調べて自分でも作ってみた。当時ビーツがメジャーでなかった為缶詰使用のボルシチだったが満足いく出来映えだった。
全てが白い雪に覆われ日が短くなる一方の北国の食卓において、あの目の覚めるような赤色は希望であり救いだ。ずっと眺めていても飽きないどころか沢山元気をもらえる。
というわけで昨夜も私が腕をふるったボルシチがわが家の食卓を彩った。家族には概ね好評でおかわりした者もあった。ダイエットを意識している私も気がつけば3杯目のおかわり。「またジーンズが穿けなくなるのでは?」と言う家人の声にはこの際耳塞ぎ、熱々を頬張った。
⭐️ 可能ならもちろん生のビーツを使った方が美味しいボルシチですが、今ならこんなパック詰めの水煮があります!やっぱり缶詰よりはずっと美味しいはず!身近にビーツが手に入らないよーとお嘆きの貴兄はお試しあれ!
価格:2,970円 |
-
前の記事
陰陽五行を暮らしに活かす 2020.12.13
-
次の記事
モノリス世界各地に現わる 2020.12.15