心が落ち込んだ時には
人間だもの、落ち込む事はある。でも心が静かになると大きな問題だと思っていた事が実は小さな事だったと気づく。
なぜ大きいと思ったか?それは拘りだ。拘りを持つとそれが苦しみの種になる。対象に実体はないと気づけば苦しみは心から消える。
鋼のような心を持ちたいと誰もが願う。しかし鋼より強い金属に打たれれば凹む。ならばゴムのような柔らかな心を持ちたいと願う。しかしゴムとてナイフで切られればひとたまりもない。
ストレスや悩みも同じ。自分の忍耐できる以上のものには勝てない。…ではどうするか?
叩かれたなら凹んでしまえ。切られたら切れてしまえ。刺されたら穴が開いてしまえ。
これが禅的発想だ。気がつけばどこも凹んでいない、傷ついていない自分がそこにいる。なぜなら最初から自分を打つ金槌も切りつけるナイフもないからだ。はたまた落ち込む自分さえももともとそこには存在しない。全ては心が創り出す。
⭐️ ニューズウィークが選出した「世界が尊敬する100人」の一人に選ばれた禅僧・枡野俊明氏の説く人生の極意。心は決して迷わない。コントロール可能なものである。その先に「悟り」はある!
ニューズウィークに選ばれた禅僧が教える深くてやさしい禅の基本。
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