魚嫌いを治すには

世の中には魚嫌いな人というのがいる。昔なら日本人のタンパク源といえば豆と魚だった。ところが戦後の食糧政策により欧米食が導入され国民の間に魚離れが進んだ。

何を言う、回転寿司屋が大流行ではないか？そんな声もあるだろう。しかし、寿司はハレの食事であり可食部分は身か卵だけだ。

私が言うのは、皮や骨、目玉まで食べられる全体食としての魚だ。いわし、サンマ、サバ、シシャモなど。これらの魚油は悪玉コレステロールを減らし善玉を増やす。突然死予防に有効な成分を豊富に含む。食べない手はない。

では、どうすれば魚嫌いな人でも美味しく食べられるのか？コツはよく流水で洗う事。洗えば洗うほど生臭さが消え新鮮味が増す。腹ワタを取ったらその部分も綺麗に洗い、濡れぶきんを固く絞り水気をよく拭きとってから調理する。

「7回洗えばタイの味」。昔の人の言葉に嘘はない。私はこれで毎回いわしをタイにして食べている。

⭐️ ・・・とは言うものの、リアル真鯛に勝る鯛はなし（笑）。たまには気前良く食べてみたいもの。食べて納得、玄界灘・仮屋湾の鯛といえば一級品。脂たっぷりで旨味の宝庫。兜煮、鯛めし、松川造り、うしお汁などなんでもござれ。リピート必至の海の幸。

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