身口意の三業
人間の行為は、身体から起こるもの、口から起こるもの、思いから起こるものの3つがあり、身口意の三業と呼ぶ。これらを上手く用いると人は解脱に至るとブッダは言った。
行動と言葉と心を全て一致させれば良いのである。「私は歩きたい」と思い、「私は歩きます」と言って、実際に歩けば全ては一致し解脱に一歩近づいたことになる。
ところが「私は歩きたい」と思い、「私は掃除します」と言って、実際はゲームをしていたらこれは異常だ。心の異常とは正にこうした事を言う。思う事、言う事、為す事が一致していないのだ。ここから人生は狂う。
逆に日常の簡単で些細な事から三業を一致させると修行になる。「水を飲もう」と思い、「水を飲む」と言い、水を飲む。口に出すのが恥ずかしければ小声でも良い。
私が「このブログを一年間毎日休まず更新する」と言ったのも実は修行の為。実現して解脱に一歩近づきたい。
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