幸せの青い鳥
幸せはいつも落差から生まれる。一個の塩むすびが旨いのは長く空腹が続いたから。今が退屈なのは長く満たされ続けたから。
氷に浸けた手でぬるま湯に触れれば熱湯に感じ、熱湯に浸けた手でぬるま湯に触れれば冷水に感じる、それが人間。
幸せになる程簡単なことはない。長く眠るのを禁じられた後、眠るのを許されれば良い。逆に不幸せになろうと思うなら好きな人とかた時も離れずいつも一緒にいれば良い。
心はいつも今ないものを求め、得られると飽きて次の獲物を探し回る。良くも悪くも私たちが人生の中に喜怒哀楽を感じながら感動し、絶えず活動し続ける為に天が与えたシステムなのだ。
大切なのは感情や欲望に振り回されることなく、この仕組みを知り、自分を客観視できるようになること。
そしてもう一つ。幸せの青い鳥はこの世のどこにも存在しない、私たちの心が落差の中から創り出しているものだと知っていることが大切なのだ。
⭐️ 人は幸せを手に入れても、なぜ満足できずにやがてまた新しい幸せを探そうとするのか?その答えは心の動きにあった。今、こんな時代だからこそ明らかにしたい幸せの秘密。その答えはこの本の中にあります。
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