雨の歌
札幌は朝から雨。夏から秋へ移り変わる時期に特有の秋雨前線の影響だろう。休みの今日は家にいて音楽でも聴きながらブログを更新しよう。
世には雨を歌った名曲がいくつかある。中でも私の大好きな音楽ユニットEGO-WRAPPIN’のヴォーカル中納良恵が歌う雨の歌には優れたものが多い。
中納は作詞作曲もこなすしピアノも弾く。才能溢れるアーティストだ。言葉のセンスも秀逸。
そんな彼女の歌を聴いて、ある時、雨にも季節があることに気がついた。代表的な雨の歌は二つある。『縦書きの雨』と『濡れない雨』。
前者は東京スカパラとのコラボでテンポ良くご機嫌な夏の雨。後者はしっとりとちょっぴり寂しさ漂う秋の雨。車のフロントガラスごしに降る雨を「濡れない雨」と表現した中納はやはり詩人だ。人恋しい今の季節にぴったり。
四季のある日本の雨は実に様々な表情を持ち、日本人の心を詩情豊かにする。
⭐️ 『濡れない雨』が収録されたソロアルバム『窓景』。叙情性と実験精神がバランスよくミックスされた名盤。彼女の作詞家としての才能が煌く一枚です!
新品価格 |