幸せの誤解

心と哲学

私たち人間の多くが誤解している。それは、幸せとはどこからか訪れるものであり、何か喜ばしい出来事が起きれば起きるほど幸せであると思う事。

例えば、希望の大学に合格したり、病気やケガが治ったり、好きな人と結婚できたり、仕事で営業成績が上がったり…。

しかし、それは逆に言うと喜ばしい出来事がなければ不幸せという事にもなるだろう。果たして本当にそうだろうか?

私たちの多くは、ただ呼吸をしているだけで幸せであるという実感がない。しかし、今ここで少し呼吸を止めてみただけで苦しいと感じる。生きる為の何かが絶たれた状態というのは相当に苦しいのだ。という事は呼吸ができているだけで幸せなのであり、私たちの多くは普段からそこに気が付いていない。

空気、食べ物、そしてそばにいて語り合える人々…。私たちはいつだって本当は素晴らしい多くの幸せに囲まれている。 その大切な事に気が付きさえすれは、幸せは外から訪れるものではなくて、最初からここにあったのだとわかる。

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