赤色マジックで意欲を燃やす
立ち上る炎、飛び散る血、セクシャルな情熱・・・
これらが象徴する色は、赤。
赤色は私たちの生命そのもの。もしも、この世に赤色がなかったならば、私たちはきっと、暮らしの中に活力や燃えたぎるような情熱や強さを欠いてしまったことでしょう。
私たちは神経を刺激し、血液中にアドレナリンを放ち、そして、血液そのものの流れを良くするために、食物や衣服、身につけるモノの中に赤という色を必要とするのです。また、赤色は毎日の現実の中にしっかりと根をおろし、自分自身と向き合うためにも必要な色なのです。
というのは、赤色はとても身体的な色ゆえ、身体的な反応を刺激する色でもあるからなのです。スペインの闘牛士は赤布を用いるし、プロサッカーチームのファンの中でも、興奮しやすくてトラブルメーカーと評判なのが、赤色のユニフォームを基調としたイングランドチームのファンだったりします。
分光スペクラムの色で言えば、赤色は寒色の青色に対して対極にある暖色の始まりの色。
青色の鎮静効果に対して、赤色は強さや積極性、行動力、活力をもたらす働きをします。
この頃、少しエネルギーが落ちていると感じた時や、何かやろういという意欲に欠けている時に、赤色で治療すると効果があります。
また、エネルギー的に赤色を見た場合、会陰部のチャクラ(①番の位置)とつながっています。
場所は生殖器と肛門の間です。腎臓、副腎、腸、骨格に対応しているチャクラで、このチャクラの開閉は生命力、パワー、情熱に関係してきます。
赤色は12星座で言うと、牡羊座・獅子座・射手座の星座のエレメントである「火」の色で、特に赤い惑星として知られる火星とつながっています。火星は攻撃性や性欲と関係が深く、そのため性欲が減退していたり、性生活に刺激が欲しい時には、赤色を用いたり、肌に身につけると改善の効果があります。
赤色は人生に熱中したり、性欲を燃やしたりという情熱の色なので、私たちは好きな人には赤いバラを贈るし、カードをプレゼントする時には、赤いハートの描かれたカードを選びます。また、昔、男衆が女郎さんを求めた色街のことを「赤線地帯」と呼んだりもしました。
赤色はカラダ中を流れる血液の色でもあり、赤のエネルギーを沢山持っている人は、前向きで自信があり、将来についても楽観的な傾向があります。
赤色が不足している人には、次のような症状が見られます。
エネルギーが低下している、貧血気味、低血圧、風邪・悪寒、気力が出ない、憂鬱、不安、自信喪失など。
これらの症状で困っている人は、色の呼吸法を行うと改善の助けになります。
アトランティスの時代に行われていたという「色の呼吸法」がありますので、試みられると良いでしょう。これは文字通り、色を吸い込み、それをカラダ中や特定のチャクラに浸透させる方法です。
これを行うのに最も適した時間は一日の始まりの時間、すなわち朝。お天気が良く、庭かテラスがあるなら、できれば屋外で新鮮な朝の空気を吸い込みながら行うとさらに良いでしょう。
①最初に赤をイメージします。
②両足を肩幅に開いて立ち、両手をカラダの横につけて伸ばし、軽く目を閉じます。
③赤色のボールが自分の前と後ろ、そして両脇にあるところを心に描きます。
④その赤色のボールを会陰部にある第1チャクラの方へと吸い込みます。
⑤しばらく、赤色を第1チャクラにため込み、それからまた吐き出します。赤色はすでに吸収してしまったので吐く息に色はありません。
⑥これを数回繰り返します。
⑦赤をイメージした場合は、必ず最後に短い時間で構わないので青色をイメージして終わります。
*注意点として、赤色は強力な色なので、血圧の高い人や心臓に問題のある人、怒っている人、取り乱している時は刺激過多となるので使わないこと。また、そんな時は、青色や緑色をイメージしたり、身近にある空や草原を見ていると気持ちが落ち着いていきます。
もしも、精神的・肉体的にまいってしまって、全く何をするにもやる気が起こらないような時には、鏡を見ながら毎日、こう唱えます。
「私は、明日どんなことが起こっても、それに立ち向かうエネルギーと意志と自信があります」
そして、紙にこの言葉を書いて、毎晩、枕の下に入れて眠ります。すると、潜在意識の中にメッセージがすりこまれ、その通りの意欲的で行動的な自分に変わっていきます。
最近、どうもエネルギーが低下していると感じられるあなたは、ぜひお試し頂き、内に秘められた情熱の炎を再燃させて下さい。
★最近、色にこだわる人が増えてきました。とても良い傾向だと思います。色の世界を遊び、色の世界を生きると、色が人生にきっと、味方してくれます。
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