記憶力を高めるには
年とともに衰えてしまう「記憶力」。
その記憶力を維持できる方法があるとしたなら、どんなにか良いだろう、そう思いませんか?
昔、友人の一人に、もの凄く記憶力の良い男がいたんです。
歴史の年号とか、世界各国の首都なんかを完璧なまでに覚えていて、試しに質問してみると、
ほぼ100%の確率で、正解を答えることができました。
そんな彼が、ある日、上手に記憶するコツというのを私にコッソリ教えてくれたんです。
それがどんなコツなのか、知りたいと思いませんか?
では、それをお話したいと思います。
世の中には、「記憶術」というものがありまして、
語呂合わせで別なモノゴトと関連させて覚える「関連記憶術」なるものや、
「ペグ法」といって身体の部位や指にモノゴトを
ひとつずつ引っ掛けるようにして印象付けていく方法があったりします。
今まで皆さんも、学生時代にこれらの記憶術にお世話になったことがあるかもしれません。
ちなみに私も、年に数回、マクロビオティックの学校で「導引」なる体操を指導させて頂くのですが、
この時の体操の順番を覚えるのに「ペグ法」を利用しています。
体操は15項目あるのですが、私の家族や祖父母、親戚を15人イメージし、
それぞれの人物が順番に、異なった体操をしているところを映像化して
自分の頭にインプットしているのです。これはとても効果がありました。
しかし、友人が教えてくれた記憶術は、こうした従来のものとは全く異なり、私はとても驚きました。
どんな方法だと思われますか?
それは、耳をふさぐんです。
・・・「?」と思われた方もいらっしゃるに違いありません。
両手でしっかりと耳をふさぎ、外界の音を遮断して、覚える事柄を口に出してみるのです。
すると、言葉の振動が頭の内部に深く響きます。実は、これが良いらしいのです。
理論的なことはちょっとあやしいのですが、
彼いわく、この刺激が、脳の普段使わない部分にアクセスして脳そのものが活性化し、
容易に記憶がストックされるというのです。
最近、そのことを思い出し、試してみたい気持ちにかられています。
中国の古典とか、世界史の年号なんかにチャレンジしてみようかなと思いたち、
先日、高校生の息子の世界史の教科書を見せてもらったんです。
そしたら、その情報量の膨大さに圧倒されました。
結果、中学校の娘の歴史の教科書から始めることにした少し気弱な私です。
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