はるばる本州から来られた二人の才女〜藤本裕子編


かつて、化粧品メーカー、アルソアさんが展開していたマクロビオティック教育の学び舎「クシ・インスティテュート・オブ・ジャパン」略して「KIJ」で数年間にわたり、講師をさせていただいたことがありました。

人さまに何かを教えさせていただくなど、それまで人生設計の中で全く予定していませんでした。どちらかといえば、一対一で話をすることは好きでしたが、大勢の人の前で話すことはずっと苦手だったのです。そんな私ですから友人からの講師依頼も長く断り続けておりました。

ところが、もうこれ以上は断れないこととなり、ある時、覚悟を決めて引き受けました。胸をバクバク言わせながら初めて教壇に立ったあの日。私を見つめる生徒さんたちの真剣な眼差しと、見守るスタッフさんたちの不安げな表情・・・、まるで昨日のことのように脂汗とともに思い出します(笑)。

講義では、今までに体験した不思議な出来事と私自身の人生哲学について、マクロビオティックの思想に絡めてお話させていただきました。今思えば、講師としては甚だ未熟でツッコミどころ満載の内容だったと思うのですが、生徒さんの中には、話に興味を持ってくださる方もいて、ありがたいことに今でもメールをくださる方があります。

講師をやらせていただいて良かったなと感じるのは、そうした生徒さんたちが今でも時々この札幌に訪ねてきてくださること。たとえ何年もの時を経ていても、再会すれば、あの日あの教室で、ともに考え語り合った熱い学びの時間を思い出せることです。

■西日本から来られた二人の才女

今年も遠く本州からこの札幌を訪れてくださった生徒さんたちがいます。福岡県のT君や、広島県からAさん、そして、つい先日も兵庫県在住の藤本裕子さんと広島県在住の桧山尚子さんが、お二人一緒にカフェを訪ねてくださいました。聞けば今回、旭川のつなぎや食堂さん主催のイベントに講師として招かれての来道とのこと。

藤本さんと桧山さん、お二人のことは私もよく覚えています。

ゆったりとした時間が流れる山梨県小淵沢の学び舎。お昼ご飯が終わってからの午後の講義というのは、時に強烈な睡魔が襲います。お腹いっぱいなのに加え、森に囲まれたリラックス満点の環境。そこで講師の話が難しすぎたり、刺激に乏しく単調な場合、ふだん学び舎のどこかに隠れているであろう眠りの妖精が容赦なく生徒さんたちを眠りの世界へ誘うのです。

ぐったりと肩を落として目も口も半開きになりながら、舟をこぎ始める生徒さん。中には、机に突っ伏してスヤスヤと寝息を立てる人や、高イビキを轟かせて講師の自尊心を脅かす人もいたりします。講師を殺すに刃物は要りません。私たちの眼前で気持ちよく寝るだけで、講師陣の指導意欲を失わせ、自信を打ち砕くのには十分なのです。

■兵庫県で活躍される藤本裕子さん

かくいう私もこの午後の講義を恐れていました。

・・・が、しかし。

藤本さんも桧山さんも、お二人は私の記憶する限り、眠りの妖精の誘惑に屈することなく熱心に講義を聴いてくださった。そして、あれから長い歳月が経った今、それぞれに独立されて、ご自身の生活にしっかりとマクロビオティックの思想と技術を根づかせイキイキと活動なさっているのです。今回はそんな本州からやって来られた二人の才女をご紹介したいと思います。

はじめは、藤本裕子さん

●藤本裕子さん 写真はホームページから

https://porepore2010.com/contents_21.html

藤本さんは現在、兵庫県西宮市でクッキングクラス「Elegant Macrobiotic Style POREPORE」を主宰されています。

4年前にマクロビオティックの世界的リーダー・久司道夫先生が亡くなられて間もなく、藤本さんがはるばる兵庫からカフェを訪ねて来られたことがありました。当時、偉大なリーダー喪失におののくマクロビ界にあって、彼女はとても落ち着いて現実を受け止め、久司先生の生前の偉業を讃えられるとともに、「今度は私たちが久司先生から教わった大切な教えを次の世代の人たちにしっかりと伝えていきたいですね」と強い意志を語ってくださいました。

マクロの表面的な部分のみに感応し、ファッションやブームのように扱う人が時々ありますが、藤本さんは左にあらず。その思想をしっかり深く理解されている方だなと感じました。教え子であった彼女と深いところで同志として共感することができた私は、この時本当に嬉しかったのです。

■藤本裕子さんとマクロビオティックとの出会い

そんな藤本さんがマクロビオティックに出会ったのは30代後半。OL生活15年目を迎えて仕事に生活に忙しい日々を送られていた頃のことでした。

何不自由ない生活ではあるけれど「何かが違う」、そう感じていたある日、マクロビオティック(以下、マクロと略)の本に出会います。書かれていたのは誰もが実践できる普遍的でシンプルな暮らしと考え方でした。そこに魅せられて自ら学ぶうち、「これを生涯の仕事にしたい」と思うようになり、やがて思いきって料理教室を始められました。

手作りのお料理とマクロを用いてココロとカラダを整えていく過程で、藤本さん自身が、世間のしがらみや固定観念、そして制限的な思考の中にいた自己が解放され、本来の自分を取り戻せたと感じられたのでした。やがて実践を経て、誰もがありのままの自分と向き合い、より本質に沿って生きていけるようになるための方法やスタイルを見出して現在に至ります。

彼女の願いは、自分自身がそうなれたように、今を生きる女性たちが本来の自分らしい感覚を取り戻し、楽しく、美しく、シンプルに生きていくようになること。活動を通じてこの世界をそんなステキな女性たちでいっぱいにすること。

■ゆっくりと人生に大切な「宝物」を伝える

クッキングクラスに名付けられた「POREPORE(ポレポレ)」という言葉。これはアフリカのスワヒリ語で「ゆっくり」という意味。クラスの楽しく多彩なプログラムについては、ホームページで詳しく紹介されています。私も拝見しましたが、パープルを基調にデザインされたとってもステキなサイトです。

青と赤が混ざり合い多様な色合いが生み出されるパープルは、感性を鋭く導き、インスピレーションを高めてくれる色で、「動」の赤と「静」の青、まさに陰陽相反する色調が共存しているため、用い方によってその性質が変化する神秘的な色です。

藤本さんご自身のキャラクターの中にも、可憐さと大胆さ、真面目さとユーモア、柔らかさと強さ・・・、相反する要素がバランス良く同居してらっしゃるように感じます。パープルがとっても良くお似合いなのもきっとそんなところに理由があるのかも知れません。

また、五感の中で最も「触覚」と関係が深いのもパープルです。治療することを「手当て」と呼ぶように、手を用いて触れる感覚には目に見えないヒーリング効果があり、その意味でもパープルは心とカラダの回復を促す色とも言われます。まさにお料理も手を用いてなされる行為。

私は残念ながら、今までに藤本さんのお料理を一度もいただいたことはないのですが、きっと彼女の手によって作られるお料理はどれもとびきりに美味しくて、日々そのお料理の御業(みわざ)で多くの方を幸せに導いていらっしゃるのだろうなと感じました。

西日本にお住いのあなた、今すぐホームページをチェック!です。

Elegant Macrobiotic Style POREPORE 

ホームページ https://porepore2010.com/

そして、ブログも見逃せません。ブログ『ポレポレが大切にしているのは日常のエレガンス!』では、藤本さんが出会ったステキな出来事を流麗な文章と美しい写真で紹介されています。つくづく思いましたが、彼女は文章も写真もとってもお上手!

私と知恵の木についてもご紹介くださっています。そこでは藤本さんに頼まれ私の妻が撮ったスナップ写真が掲載されているのですが、藤本さんたちと一緒に肩を組んで写っている一枚が逆光のため、私のおでこが初日の出みたいにピカピカに光って写ってます(笑)。さらには背を高く見せようとしてつま先立ちしてるところまでしっかり写ってます。

妻よ、それにしても、もちょっとアングルを考えて撮ってくれれば良かったのに(苦笑)。ちなみに実物の私は、も少しだけイイ男だと思いますよ(爆)。気になるあなたはブログも要チェック!

●ブログ『ポレポレが大切にしているのは日常のエレガンス!』

https://blog.goo.ne.jp/porepore_2010/e/8f04d9fb9f8a4304c81e82afdc3a405d

さて、西日本から来られた才女のもうお一方、桧山尚子さんについてはまた次回のブログで。この方もなかなか濃いですぞ!!(笑)

⭐️言わずと知れた久司道夫先生のマクロビオティックバイブル。先生の長年の研究と経験がこの分厚い一冊に凝縮されています!

THE マクロビオティック

新品価格
¥5,143から
(2018/10/3 20:32時点)

にほんブログ村 健康ブログへ

★ついでにポチッとして頂けたらうれしいです。ありがとうございます。

にほんブログ村

投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
TAG
スポンサーリンク
AD
AD
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
AD

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です