健康になりたいと思うなら、まず腸を整えなさい②


うつ病、神経質、感情の起伏の激しさ、歯ぎしり、カラダ中を移動する痛み、皮膚の痒み、生理痛・生理不順、不眠、記憶力減退、慢性疲労、けいれん、引きつり、などなど・・・

あなたは、もしもこれらの不快な症状が「腸内環境の悪さ」からもたらされるとしたならば、どう感じられるでしょう?

「えっ?腸が悪いと起こる症状って、下痢や便秘だけじゃないの?」

きっと、そんな風に驚かれた方もあることでしょう。しかし、現代人の腸内環境が年々悪化しているのは事実です。前回、その要因についていくつか触れました。しかし、実はそこであえて明かさなかった項目が一つあるのです。

・・・それは、「寄生虫」

現代人の腸内環境悪化の原因の一つには寄生虫が関係しているのです!

■今、寄生虫症が増えています!

戦前から戦中、戦後にかけて、この日本では衛生環境や農業の問題から多くの人が寄生虫をお腹に有していました。回虫や鉤虫(こうちゅう)、ぎょう虫などの腸管寄生虫がとても多く、1945年前後には国民の60%以上が何らかの寄生虫に感染していたと言われます。

私くらいの年代だと、小学生の頃、年に一度必ず行われていたぎょう虫卵検査を覚えていらっしゃる方もあるでしょう。しかし現在は、化学肥料の使用や下水道の普及、検査・治療の徹底で、腸管寄生虫の感染は激減し、最近の調査では、回虫卵検出率は0.01%以下、ぎょう虫卵検出率は1%程度となっています。

確かに回虫やぎょう虫は昔に比べて激減した感がありますが、果たして本当に安心してもよいものなのでしょうか?

実は今、新しいタイプの寄生虫や真菌類が増え、それらが新たに体調不良の原因となっているのをあなたはご存知でしたか?

■グルメな時代と海外旅行がもたらした寄生虫症

飽食の時代を繁栄してなのか、最近は魚や獣肉の生食による寄生虫が急増しています。よく知られているのはイカ、サバ、タラなどに多いアニサキスで、刺身などの生食によって感染します。アニサキスは人の体内に寄生することはありませんが、胃や腸壁に侵入すると激しい腹痛が生じるアニサキス症を起こします。また、アユやヤマメなどには横川吸虫(よこがわきゅうちゅう)の幼虫が寄生しています。

そして、海外旅行が特別なことではなくなった今、海外で寄生虫に感染する人も増えています。特に熱帯、亜熱帯地域は注意が必要で、中南米に多い有鉤嚢虫(ゆうこうのうちゅう)という寄生虫は生焼けの豚肉の中に存在し、脳に寄生すると死亡する場合があります。

加えて異国での水も気をつけなければなりません。飲み水に気をつけるのはもちろんですが、中国の揚子江流域やインドシナのメコン川流域などでは日本住血吸虫が、アフリカや南米ではマンソン住血吸虫が淡水中に潜んでいて、裸足で川に入っただけでも皮膚から感染することがあります。

これらの寄生虫症を予防しようと思うなら、肉や魚の摂取に気をつけ、生水や加熱が十分でない料理は食べないことです。ちなみにこうした寄生虫がもたらす代表的な症状を挙げてみますと次の通り。

  • 下痢や便秘、ガス
  • 過敏性大腸炎・腹痛
  • 食中毒
  • 不眠
  • 肌の炎症、原因不明の発疹や蕁麻疹
  • 筋肉や関節の原因不明の痛み
  • 疲労、うつ症状
  • 無関心、無気力、集中力低下
  • 食後に満腹感を感じられない
  • 鉄欠乏性貧血
  • 不眠
  • 歯ぎしり
  • 筋肉や関節の原因不明の痛み

いかがですか?冒頭に挙げた不快な症状と一致しませんか?

しかし、実はこうした寄生虫以上にもっと注意が必要な腸内生物が存在するのです。それは、真菌類と呼ばれるカビの仲間。中でもカンジダ菌は様々な体調不良に関係するので知っておく必要があります。

■カンジダ症が原因とみられる不快な症状たち

カンジダ菌は本来、健康な人の皮膚や粘膜などにみられる常在菌で腸内にも多数存在します。一般にカンジダ菌と言うと、性交渉などによってカンジダ膣炎を起こす原因として知られていますが、男女関係なく普通に保有している菌なのです。

普段はとりたてて悪さをしない日和見(ひよりみ)菌に分類されますが、悪玉菌が増えるにともない異常増殖し、私たちのカラダや気分に様々な症状をもたらすのです。腸内は免疫を作り出す大切な場でもあるため、環境が悪化すればそれだけ免疫力も下がり病気にかかりやすくなります。

●カンジダ・アルビカンス

*写真はウィキペディアから https://ja.wikipedia.org/wiki/カンジダ

では、カンジダ菌の異常増殖がどんな病気や症状と関係するのでしょう?次の通りです。

  • 慢性疲労や倦怠感
  • 各種のアレルギーやアトピー性皮膚炎
  • 喘息や花粉症
  • 乾癬や水虫
  • 免疫機能の低下
  • 性欲減退
  • 口腔カンジダ症
  • 腹痛
  • 腹部膨満感
  • 過敏性腸症候群
  • 下痢や便秘
  • 膀胱炎 
  • カンジダ膣炎
  • 生理不順や PMS(月経前緊張症)
  • 甲状腺機能の異常
  • うつ症状やイライラ
  • 集中力の欠如や焦燥感

先の寄生虫により起こる症状と合わせると、現代における不定愁訴のほとんどをカバーしてしまうくらいの勢いにきっとびっくりされたことでしょう。

では、なぜ昔から私たちと共存していたはずのカンジダ菌がこのような悪さをするようになってしまったのでしょうか?それは、戦後の急激なライフスタイルの変化と食生活に関係があります!

■食におけるカンジダ菌増殖の主な3つの原因

寄生虫やウィルス、カンジダ菌などは、私たちが日頃何気なく摂っている食べ物や食事の影響を大いに受けながら存在しています。ゆえに食事が変われば、腸内環境も変わるのです。戦後、私たち日本人の食生活が大きく変わりましたが、その中でカンジダ菌の異常増殖の原因となっていると疑われる要素が3つあります。

①乳製品の摂りすぎ

GHQの政策などもあり、急速に酪農産業が発展し、食生活の中に乳製品が入ってきました。しかし、多くの日本人は乳糖を分解する酵素を持っていません。それが腸内環境を悪化させる原因となる場合があるのです。また、人によっては乳製品が一般的なアレルギーの原因になりやすいとの報告もあります。

②小麦粉のタンパク質・グルテンの摂りすぎ

これも戦後のGHQの政策が関係しているのですが、パン食や小麦の粉食が増えました。小麦やライ麦をはじめとする麦類に含まれているたんぱく質のグルテンは菌類との関係性が強く、腸内環境に大きく関与し、リーキーガット症として知られる腸漏れや腸管漏れと呼ばれる腸のゆるみや炎症の原因ともなることが報告されています。

③糖類の摂りすぎ

現代は、コンビニ、スーパー、どこへ行っても甘いものが目につかないことはありません。基本的に糖類は菌を発生・増殖させやすいもの。今や精製された精白糖のみならず、人工的甘味料の問題も出現しています。スクラロールやアスパルテーム、アセスルファムカリュウムなどの人工甘味料は炎症症状を長引かせるとの報告もあります。

これら3つ以外にも、インスタント食品や加工食品、トランス脂肪酸などの質の悪い油、アルコールや刺激物などは全て、摂りすぎれば体内で有毒物質となったり、炎症症状の原因となる成分を含んでいます。

現在、私たちの暮らしが便利になったのは確かです。忙しい生活のために、加工食品、缶詰、冷凍食品などが多く開発され、ファーストフード、コンビニ産業も大きく発展しました。

しかし、人々の健康はそれとは反比例して、どんどん悪くなっているように感じます。病気が増え、気分の悪い人が増え、先に述べたような不定愁訴や慢性疾患と呼ばれる症状を訴える人がとても多いのです。昔と比べて平均寿命は延びていますが、日本においては健康寿命と呼ばれる寝たきりや病気がない人の寿命というのは、実際には短くなっているようです。

これらの背後には、食生活の急激な変化による腸内環境の悪化、それにともなうカンジダ菌の異常増殖が関与していることは否めません。実際に2014年の調査では、アメリカ人の80%がカンジダ菌由来の何らかの不快な症状や疾患に悩まされていると言います。日本人においても70%がそうではないかという意見もあります。

■腸に穴が空いてしまう理由

先に挙げたような3つの食品は、食べすぎればクセになります。そして「もっと欲しい」という衝動が起こります。そうなると正常な味覚は失われ、さらに精製炭水化物、粉食、乳製品、精製糖、清涼飲料水、甘いものやお菓子、揚げ物、インスタント食品や加工食品をさらに欲するようになるのです。

なぜならこれらは、皆、カンジダ菌の大好物であるからです。あなたの頭が知識としてこれらの食べすぎは良くないとわかっていても体内のカンジダ菌が要求するのです。

現在、欧米で問題となっているリーキーガット症。腸に穴が空いて、未消化の食べ物や有害金属、ばい菌などが腸から漏れて血液を通じて再吸収されてしまう症状ですが、この穴が空くのにもカンジダ菌は関係しています。カンジダ菌が腸内で勢いを増すと、長い根を伸ばし、それが腸を覆っている粘膜に穴を開けるのです。

さらには菌自体も、増殖しながらマイコトキシンという毒性物質を排出しながら、免疫系を弱め、弱った腸はもっと穴を開けるということを繰り返します。

これは例えて言うならば、ずっと歯を磨かずに食べ物を食べ続ける行為に似ています。もしもあなたが、何か月も何年も歯を磨かないでいると口の中はどうなるか想像ができますか?

きっと、食べ物カスによって歯垢は溜まり放題。悪い菌が大量発生し口臭は増し、虫歯だって歯周病だって深刻化することは容易にイメージできますよね。それと同じことが腸でも起こっているとしたならばどうでしょう?

腸壁のあちらこちらに老廃物がこびりついて、カンジダ菌は増殖し、食べたものは腐敗して有毒ガスが発生し、それがさらに腸内環境悪化させていくという状況。便秘や腸のトラブルで悩んでいる人はこのようなことが腸内で起こっているわけです。

■がん発症の背後にもカンジダ菌が存在する?

最近では、「がんは、カンジダ菌による日和見感染である」とする説も出てきました。

イタリア人医師のトゥーリオ・シモンチーニ博士は、がん細胞そのものが真菌であるカンジダ菌に良く似た性質を有していることと、ほとんどのがん患者から異常増殖したカンジダ菌が発見されたためそう結論づけました。

そこでシモンチーニ博士が、重曹を使ってがん細胞およびカンジダ菌が増殖できない環境に追い込む方法を試したところ、末期ガンの患者を含む多くのがん患者を救うことができ、この事実は世界的に注目されるとともに、医療関係者からは批判の矢面に立たされ、物議をかもしました。

これでカンジダ菌の異常増殖と不快な症状や病気との関係、そして、腸をメンテナンスすることがどんなに大切なことかご理解いただけたでしょうか?

次回は、いよいよどうすればカンジダ菌の異常増殖を抑え、健康な腸に戻すことができるのか、そのあたりについてお伝えしたいと思います。

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投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
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