イヤな頭痛をアロマオイルで治すには?


結構、日常でアロマオイルを使います。単に香りを楽しむという趣味的な話じゃなくて、目的を持って使っています。アロマオイルって効能を知って用いれば、ちゃんと嬉しい効果を発揮してくれるんですよね。

ほんとにその効能たるや、驚いて目をみはるほどです。植物って、一見弱々しそうに見えて、その実、ものすごい力を有しているのだなって思います。

アロマセラピーを試したことはあっても、その実力を正しく理解し活用している人って案外少ないのではないでしょうか?実際に気分転換や美容だけではなく、様々な痛みやかゆみ、生活習慣病、婦人科疾患、ストレス、心の病に対してまで、目覚ましい効果があるんです。

そんなアロマオイルで、イヤな「頭痛」も改善できるといったなら、あなたは信じられますか?

■困った時に頼りになる友、それがアロマオイル

直接命に関わるほどではないけれど、私たちは日々暮らしていると、様々な痛みに直面し、苦しめられることがあります。頭痛、首の痛み、五十肩、腰痛、坐骨神経痛・・・数え上げればキリがないほどです。

いずれもごくありふれた症状ではありますが、症状が重い場合は、仕事にも支障をきたし、日常生活だってままならなくなることがあります。まさにその辛さは当事者じゃなければなかなか理解できないもの。

ありふれた症状だからというわけでもないのでしょうが、病院にかかっても確実に治せる方法がない病気や症状というのも少なくありません。そのため、私たちのような治療院や鍼灸院、カイロプラクティックなどの施術院が存在するわけです。また、痛みなどの症状はあるけれど、だからと言って医師の治療を受けるほどでもない、なんていう場合もあるでしょう。

まさにこういった時にこそ、ぜひ選択肢の一つとしておさえておいていただきたい治療法があるのです。それが、このアロマオイルを用いた「アロマセラピー」なのです。

■アロマオイルは目的を持って使おう

では、植物の精油の持つどんな力によって、症状がどのように改善へと向かうのでしょうか?

まずは、よくある症状、坐骨神経痛を例にあげてご説明しましょう。坐骨神経痛といえば、一つの病名なわけですが、その病態は、痛みがあり、神経が炎症を起こして、筋肉が硬くなり、皮膚の下の血流が悪くなって組織に栄養がまわらず温度も下がり、しびれをともないヒリヒリと感じたりもします。

こんな時、「それぞれの症状に対して何を作用させるか?」

そう考えると、自然とどの精油をどんな風に使えば良いのかがわかります。例えば、「痛み」であれば、鎮静作用がある成分を含んでいる精油を使います。鎮静作用といえば、P−シメン。これは、ティートゥリーやタイムなどの精油に含まれていて、神経を一時的にマヒさせ、痛みを忘れさせてくれます。

また、ヒリヒリした感じは、痛みを止めてやると治ります。原因は腰椎の変形や椎間板ヘルニアによるものが考えられますが、それを改善しようと思えば、まず第一に血行を良くしてあげることです。血行改善ならば、リモネン。これは、レモンやオレンジ、グレープフルーツ、ベルガモットなどの精油に含まれる成分であり、血流を大いに良くしてくれます。

また、筋肉のコリならば、筋肉弛緩作用のあるカンファー。この成分を多く含む精油ならばローズマリーがあります。このようにしてアロマセラピーは病態に合わせて複合的にアプローチすることにより、坐骨神経痛の痛みやしびれなどの症状を穏やかに回復させることができるのです。どうです?なんだか面白いと思いませんか?

■アロマセラピーを行う上で大切なこと

痛みに対する治療においてまず大切なことは、痛みを伝えるゲート=門を閉じること

アロマオイルには、痛みを通じる経路を閉じる働きがあるのです。良い香りというのは痛みを感じるゲートを閉めるのに大変効果的で、心地良いと感じるマッサージなどもゲートを閉めるのに有効です。

ただし、香りについて言えば、一人ひとり「好み」というものがあります。いくら鎮静作用や血行促進、筋肉弛緩作用があると言われる精油でも、使う本人が嫌いな匂いでは逆効果となりかねません。なのでまずは「使う本人が好きと感じる香り」であることが大前提となります。

では、もしも嫌いな香りの場合はどうすれば良いのでしょうか?

例えば、血行促進作用のあるレモンが嫌いだとしたならば。そんな時には同じリモネンを含むグレープフルーツやオレンジを使うなどして別なオイルで代用します。また、筋肉弛緩作用のあるローズマリーが嫌いな場合は、同じカンファーという成分を含む他のオイル、例えば、ラベンダーやラバンジンなどを使うというように代替え品を探して用いるのです。

なのでこれからアロマセラピーを行う場合には、まず初めに基本的な知識をある程度は入れておく必要があります。

■この国の1000万人が悩まされている現代の頭痛事情

何かとストレスの多い現代。頭を悩ませる原因となるものの多い日本社会。この国では、それにともなって頭痛を訴える人も少なくありません。

日本人を対象としたある調査では、対象とした4,029人のうち、片頭痛を患っている人の割合は6.0%。また、片頭痛と考えられながらも、日常生活に支障をきたすまでではない軽傷のものを含めると8.4%にのぼります。これを日本人口の約1.3億人に当てはめれば、実に1000万人以上の日本人が、日々、片頭痛を発症しているということになります。

さらに性別で片頭痛の有病率を見てみると、全体の8.4%に対して、男性が3.6%、女性が12.9%で、女性が男性の3.6倍も多く発症していることがわかります。これには月経による女性ホルモンの影響が考えられます。

年代別では、男性は20〜30歳代、女性は30〜40歳代に多く、就労年齢層の割合が多い傾向があります。また、頭痛による発作頻度を調べると、1ヵ月の発作回数は平均2.1〜3.1回。頭痛が日常生活に及ぼす影響を見ると、「いつも寝込む」4%、「ときどき寝込む」30%、「寝込まないが支障が大」40%と、実に74%の人が日常生活に影響を受けています。

頭痛の原因として考えられるものは、「睡眠不足」71.1%、「頸・肩の凝り」67.1%、「旅行・外出」65.3%、「過労」52.9%、「目の疲れ」44.5%、「緊張」43.6%、「睡眠過多」27.6%などが挙げられました。

参考にさせていただいたサイト

*「頭痛の疫学」http://medical.eisai.jp/products/maxalt/guidance/epi.html

■頭痛には3つのタイプがあります!

頭痛は大きく見れば、偏頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛の3つに分けられます。

偏頭痛は血管性の頭痛です。血管性頭痛は、頭の血管が本来持っている拡張と弛緩の機能が異常に亢進することによって起こります。偏頭痛は多くの場合、頭の片側に起こりますが、頭全体へと広がることもあります。カラダを動かせないほどの激しい痛みとなることもあり、時に吐き気やめまいをともなうこともあります。

緊張型頭痛は、日本人に最も多い頭痛で、頭蓋骨についてる筋肉が持続的に収縮することが原因となって起こります。鈍く重い圧迫感をともなった痛みで、頭にきつい帽子をかぶったような締め付けられるような痛みが特徴です。

最後の群発頭痛は、血管性頭痛の一つで、まるで群発地震みたいにある一定期間、毎日起こることからこういう名前がついています。他の頭痛に比べ発生数は少ないものの、慢性頭痛の中ではひときわ激しい痛みをともないます。一度痛みが発生すれば、もう仕事にも集中できません。

さて、それらの困った頭痛ですが、どのようなアロマオイルを用いれば改善の助けとなるのでしょう?

次にはいよいよ、頭痛に対する症状別アロマオイルの「使用法」についてお伝えいたします!

■頭痛に対するアロマオイルの症状別使用法

一時的に起こった軽い頭痛であれば、ペパーミントや真正ラベンダーの精油を薄めて、首筋やこめかみに塗り、軽くマッサージします。ペパーミントの精油を浴槽に入れて入浴するのもおすすめです。カラダをリラックスさせ、血行を良くしてやることで頭痛も解消していきます。

偏頭痛に対しては、中枢神経に作用するローズマリー・カンファーの精油とペパーミントの精油をブレンドしたものを用いて首筋やこめかみに塗れば驚くほど良く効きます。細かな分量などまとめてみましょう。

【使用法】

●一時的な頭痛の場合

ペパーミント、真正ラベンダー各1滴を植物オイル5㎖で薄めて、首筋やこめかみに塗って軽くマッサージする。

●偏頭痛の場合

ローズマリー・カンファー2滴とペパーミント2滴を10㎖の植物オイルで薄め、首筋やこめかみに塗って軽くマッサージする。

●あらゆる頭痛に対して

パパーミント3滴をバスタブに垂らし、入浴する。

■怖い頭痛も知った上で賢くアロマオイルを用いましょう!

・・・いかがでしたか?

このようにして、症状の現れ方から、それに応じた働きを持つアロマオイルを選んで、マッサージや入浴という方法でアプローチしてみれば、医薬にばかり頼らずとも自分自身で頭痛にだって対応できるというのがお分りいただけたでしょうか?

何も自分で対応できるのは頭痛に限ったことではありません。花粉症やアレルギー、気管支喘息など様々な症状に応じたアロマオイルがあり、また使用法があります。それについてはまた別の機会に触れてみたいと思います。

なお、今回ご紹介したものはあくまでも症状の軽い自分でも手に負える頭痛のケースですが、頭痛にも、くも膜下出血に由来する、今まで経験したことがないくらいの突然の激しい頭痛や、重篤な脳腫瘍が原因で起こる怖いものもあります。その場合は、ガーンとする衝撃感や、気が遠くなる感じ、めまい感などの異変が、いきなり起こることが特徴です。

くも膜下出血の多くは、脳動脈瘤という血管のコブが破裂することで起こります。再出血が起こるとより重症となってしまうため、緊急の入院と早急な治療を要します。しかしそんな場合も、適切な治療を受ければ元の生活に戻れることも多いので、気になる症状があれば早めに病院を受診することが重要なのはいうまでもありません。

そのあたりをきちんと踏まえた上で、アロマオイルも賢く活用していただけたらと思います。そうすれば、植物の力はあなたに必ず味方してくれますから。

⭐️ そんなわけで、いつも頭痛に悩ませられる方にとって、ペパーミントオイルは常備しておくべきアロマです。清涼感と甘さを併せ持つメントール調の香りがあなたを快適な世界へと誘います。もちろん頭痛持ちの方のみならず、頭をスッキリさせて集中力を高めたい方にもおすすめです!

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投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
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