水を飲んでデトックスする時に注意すべき7つのポイント


デトックス=排毒という言葉も今では随分と市民権を得た感があります。本ブログでも過去にいくつか記事を書かせていただきました。

デトックスとひとことで言っても、食事療法、運動法、断食、サプリメントなど色々な方法がありますし、ネット上でもさまざまな情報が飛び交っています。そして、それぞれの方法に良い点と気をつけるべき点があるのはいうまでもありません。

そんな数あるデトックス法の中から、今回はもっとも手軽で誰もが取り組みやすいある方法についてお伝えします。

その方法とは、ズバリ「水を飲むこと」

水については本ブログでも過去に幾度となくテーマとして取り上げましたが、ここらでデトックスの観点から今一度おさらいしてみたいと思います。

■暮らしに関わる2つの毒素

私たちの身の回りには、カラダに良くない影響を及ぼす毒素がたくさん存在します。それらを大きく分けると次の2つがあります。

①有害化学物質  

車の排気ガスや焼却炉から出るダイオキシン、PM2.5などの大気汚染物質、食品に含まれる添加物や残留農薬、化粧品やシャンプーなどに含まれる化学物質など

②有害ミネラル・重金属

水銀やヒ素、アルミニウム、鉛、カドミウム、ニッケル、スズなどの重金属

水銀やヒ素なんて、自分に関係ないと思われる人も多いでしょうが、毛髪検査を受けると、現代人はほとんどの人から検出されるそうです。微量ながらも体内には入ってきているのです。その原因は、水質汚染された魚介類を口にすること。また喫煙や古い水道管の使用によっても体内に入り蓄積されます。妊婦さんなど妊娠中にマグロを食べ過ぎないように言われるのも、蓄積された水銀が心配だからです。

■こんな症状に悩まされていませんか?

それらの毒素はさまざまなカタチで私たちの体内へと侵入し、体調不良を起こす原因となります。例えば、あなたはこの頃、次のような症状に悩まされていたりしませんか?

●便秘

●口臭や体臭が気になる

●吹き出物が増えた

●カラダがだるくて起きられない

●手足が冷えている

●手足がむくむ

●イライラする

●ウンチが真っ黒

これらの症状が出てくるのは、体内に入った毒素がカラダにとって必要な必須ミネラルの働きを邪魔することに由来します。必須ミネラルとは、私たちのカラダの新陳代謝や酵素、タンパク質を形成する上で欠かせないものです。ところが、毒素が多く存在するとそれらの働きが阻害される上、体内で活性酸素を増やし、大切な器官を攻撃するのです。

また、毒素が増えるとそれを処理するはずの腎臓にも大きな負担がかかります。腎臓は、老廃物の除去や水分調節のみならず生殖機能を正常に保つ働きもしています。毒素が多くなれば、当然、腎臓はそれを排出しようとして尿をつくるのに一生懸命になり、生殖機能を維持するのがおろそかになります。生殖機能が衰えるということは、泌尿器系の問題を起こす原因となったり不妊症を招きやすくなります。

なので、なるべく毒素をカラダに溜め込まない、溜めてもすぐ排出することが大切になってきます。そのためにもデトックス。意識して水を飲みましょうというわけなのです。

■一日2ℓは人によっては多すぎる

以前は、よく各方面で「一日2ℓの水を飲みましょう」ということがまことしやかに言われました。しかし、私はこの説には少し懐疑的なのです。人間の発汗量、水分の要求度は個々のライフスタイルや労働形態により異なるからです。確かに、成人の体は一日に2.5ℓの水分を排出していると言われています。

そのうちわけは・・・

●尿から1.5ℓ

●便から0.2ℓ

●汗から0.6ℓ

●息から0.2ℓ

合わせて合計2.5ℓとなり、これら失われた分を毎日補給しなくてはならないというわけです。けれど、ごく普通に生活していればスープや味噌汁、お茶など、食事から約1ℓの水分を摂取している上、さらに体内でタンパク質や炭水化物、脂肪が燃焼した時には、約0.5ℓの水分が発生すると言われています。そうなると、不足分の約1ℓを水で補給すれば問題ない計算になります。水飲み健康法などで言われている2ℓの約半分です。

もちろん、活動的な子供さんや、カラダを使って働く方、体内の水分量の少ない年配者さんたちは、もっと多く取る必要があるかもしれませんし、運動時や汗を多くかいた時など、失う水分量が多い場合はそれに応じてより多くの水を摂取しなくてはなりません。けれども、必要量というのは人それぞれに異なるのです。それを「これだけ飲むべき」と決めてしまうのは良くありません。特に疾患をお持ちではない普通の人であれば、1~2ℓの間で幅をもたせるべきと思います。

■水を飲みすぎて健康を害した例

過去にテレビの健康番組で勧められた情報を主婦が実践して健康を害した例がありました。

みのもんた氏が司会を務めた情報番組「おもいッきりイイ!!テレビ」で「もっと水を飲もう」と勧めたのを80代の主婦が実践して継続した結果、うっ血性心不全を発症し、主婦はテレビで発言したみの氏に責任があるとして、約6700万円の損害賠償を求めて提訴しました。

うっ血性心不全とは、心臓の働きが低下して肺や末梢組織に水分がたまり、むくみや息苦しさが生じる病気です。心臓は、全身に血液を送り出すポンプの働きをしていますが、水をたくさん飲むとその分血液量が増え、ポンプはさらに働かねばならず、大いに負担がかかります。心臓病や高血圧がある人はもともとポンプが正常に働いていない状態なので、水分は十分に送り出されず、うっ血が起こるのです。

そうした心臓病や高血圧がある人、また腎臓疾患のある人などの場合、むしろ水分を制限しなくてはならないケースが多く、水分摂取は慎重にしなければなりません。もし、うっ血性心不全を起こせば、治療に時間がかかったり、死に至る場合だってあるからです。いずれにしても、上にあげた疾患のある人は、適切な量と飲み方を主治医の先生に相談し、決して過剰摂取にならないように注意しすべきです。

ただし、勘違いしないでいただきたいのは「水が悪者」ということではないのです。人間の生理というものは、足りないものを足せば正常に、多すぎるものを減らせば正常に回復するようにできています。現代人の多くは、日々、先に述べたような毒素を体内に溜め込んでいる上、純粋に水だけを意識して飲む人は少ないため、そういう人は水を飲むことがデトックスの助けとなるわけなのです。

以前、クライアントさんで、長い間、手の関節炎に悩む女性がいたのですが、水不足が原因と考え、意識して水を摂るようアドバイスさせていただいたところ、一週間ほどで痛みがすっかり良くなってしまった例がありました。

■水を飲む7つのポイント

さて、それらを踏まえた上で、水飲みデトックス。行う上での注意すべき点を7つあげてみました。

①のどが乾いたら必ず水を飲む

「のどが渇く」、これは明らかに水不足を意味するカラダからのサインです。人間のカラダは、体内の水分量がわずか2%減少するだけでも緊急事態であることを察知し、のどが渇くようにつくられています。ところがこれを無視し、水分量が3%まで減少してしまうと逆に渇きを感じなくなります。さらに6%まで水分量が低下すると脱水状態に陥ります。そして10%失うと危機的状況に陥り、20%失うと命を落とします。

高齢者は特に注意が必要です。なぜなら、加齢と共にのどの渇きを感じられないようになり、水分量が減っても喉が乾きにくくなってしまうからです。なので、のどが乾かなくても一定の時間が経てば水を飲むという風に習慣化すると良いです。

②一気に大量に飲まず、何度かに分けて飲む

水を一気に大量に飲むのは良くありません。一度に多くの水分を摂ると胃の中の消化液が薄められて消化が滞ったり、体内のナトリウム量が減少して疲労感を引き起こすことがあります。理想的なのは、細かく何度かに分けてゆっくり摂ること。こまめに回数を多く飲むことでカラダが水分不足を感じることがなくなり、新陳代謝も活発に働くようになります。特に夏場など汗をかきやすい季節の昼間などは、目安として30分おきくらいに飲むのが理想的です。

③運動時、入浴前後と寝る前と目覚めには必ず飲む

入浴前後に水を飲むことで、水分補給のみならず急激な温度変化からくる立ちくらみを防ぐ効果があります。銭湯や温泉の脱衣所に必ず水飲み場があるのはそのためです。また、睡眠中、人間は思った以上に汗をかきます。呼吸による水分放出を含めると失われる水分量は500㎖~1ℓにも上ります。ゆえに起床時にカラダは渇き、血液は粘った状態です。血液のナトリウム濃度が高まると血管は詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を招きます。水を飲むことがその予防になるのです。

④冷え性の人は寝る前と目覚めの一杯は白湯にして飲む

冷え性の人は、水を多く摂ることによって症状が悪化する場合があります。日本は飲食店で冬でも氷の入った水が出されることがありますが、私の知り合いの中国人は「カラダが冷えるよ。信じられない!」と言ってえらく驚いていました。中医学でも「冷え」は邪気を含み、体調を悪くするものとして遠ざけているのです。私たちも彼らを見習いましょう。

*目覚めた時の水について言えば、もしあなたが冷え症でなければ、冷えたアルカリ性の硬水を飲むことも逆に良いです。これは就寝前の水とは異なり、胃腸を刺激して内臓を目覚めさせ、便秘解消に効果があります。

⑤昼間は常温かぬるくして飲む

冷たい水が良くないのは先に述べた通り。冷えは逆に新陳代謝を悪くし、内臓の働きを妨げてしまいます。これではデトックスの意味がありません。冷蔵庫に保存している水の場合は、取り出してしばらく時間を置いて常温かぬるい状態にしてから飲むようにしましょう。

⑥できることなら湧き水(アルカリ性の軟水)を飲む

絶対にということではないのですが、可能であれば湧き水を飲みたいものです。日本の水道水は基本的に水質基準としてPHが5.8~8.6に設定されていて、基準値内であれば正常としています。PHには1~14の段階があり、値が大きくなるほどアルカリ度が強く、0に近いほど酸性度が強いことを表します。

水道水の素の原水、その大元は雨によるものです。現在、日本に降る雨のほとんどは酸性雨であり、PHが5.6以下。それが川や湖などに留まり、藻類や微生物によりある程度分解中和されるのですが、飲み水として送水すると酸性だと水道管の腐食を早めるため苛性ソーダを添加するのです。これは本来は劇薬に指定されているもの。さらには衛生面の安全性を確保するため塩素殺菌されます。

もちろん日常的に飲用するのに問題がないという国の判断の元、私たちもこうして利用しているわけですが、可能であれば、そうした薬剤を使用していない湧き水などの活きた水を飲めるならさらに良いことはいうまでもありません。

⑦お茶やコーヒーではなく水を飲む

ここが一番大切なのですが、普段飲んでいるお茶やコーヒー、味噌汁やスープなどの水分も水と捉えて、「私は十分摂っているから大丈夫」とおっしゃる人が案外いらっしゃいます。しかし、デトックスを目的にした水分摂取は水でなければならないのです。それは毒素排出及び洗浄を兼ねたものだから。いわば、体内を洗っているわけです。シャワーしているのです。シャワーに用いるのは必ず水かお湯ですよね。お茶や味噌汁でシャワーする人はいません。なので、それらの水分とは別に考えてちゃんと「水」として摂ることが肝心なのです。

■カラダの変化に気づく

いかがでしたか?

水を飲むことの意識に変化が訪れたでしょうか?

普段あまり飲まない水を「意識して飲む」という、たったこれだけのことでカラダが変わるのです。

健康であるためには、免疫力や自然治癒力の向上、そして維持が重要です。その自然治癒力の主たる作用の一つが、「血液の濾過」なのです。体内に入ってくる有害物質や、生成された毒素は腎臓で濾過され尿として排出されます。この浄化のシステムは、適切な量の水を摂取することで効率良く機能するようにつくられています。

意識して水を飲み出すことで、老廃物が排出され元気が出てくる、便秘が改善する、整腸作用によりお肌の調子が良くなる、肥満改善や動脈硬化の予防になる、・・・などなどの変化を自覚される人は多いです。

これから暖かくなってきて誰もが活動的になり熱中症などが多発するシーズン。お水を飲む時はお伝えしたことに気をつけて、いつもより少しお多めに水を摂るようにしてみてください。

「何ℓ飲みなさい」と書かなかったのは、人によって必要な量が違うから。美味しいと感じられる範囲が適正量。一番良いのは、自分が美味しいと感じる量ということです。余分な水を摂取しようとすると、体が美味しく感じません。その範囲の中でいつもより少し多めに摂る、これがポイントです。

生物にとって水は命の源。それを摂取することは極めて大切なこと。カラダの変化を感じ始めたあなたは、今までその十分な摂取ができていなかったのかもしれません。上手に命の源を取り込んで、健やかな毎日をお過ごしください。

*ここまでお読みいただいて「水」に興味を持たれたあなたには、この記事をおすすめします。私が出会ったある不思議な水について語っています。

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投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
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