知らないと怖い低体温


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あなたの平熱は何度ありますか?

私たち人間には「ホメオスタシス」=恒常性維持機能が働いていて、体温はいつだってほぼ一定に保たれています。体温が上がれば汗をかくことで熱を発散させて体温を下げ、寒くて体温が下がれば体を震わせることで体温を上げるという風に。

こうしたメカニズムはホメオスタシスの働きの一部です。けれども、体温が1度でも変化すると、たちまち体にトラブルが起こり不調をきたします。あなたも風邪をひいて高熱にうなされた経験がきっと一度や二度あるでしょう。そう。体温の変化は健康のバロメータになるのです。今回はそんな体温について考えてみたいと思います。

■何度なら低体温?■

実は体温には2種類あるってご存知でしたか?

脇の下で計る体温を「体表面温度」と言い、体の内部の温度を「内臓温度」と言います。内臓温度は、お尻に入れて測るやつですね。体表面温度ならば36.7度前後内臓温度ならば37.2度~38度が理想的です。

今まで日本人の平熱(体表面温度)は36~37度と言われてきましたが、ここ10年くらいの間ずっと35度台の人が増加しています。一般的に言われる低体温とは、平熱が35度台やそれ以下の状態のことを言います。

この低体温、従来は女性の方が多い傾向にあったのですが、最近は子どもや男性にも見られ、カラダにさまざまな悪影響を及ぼしています。

■低体温で起こる困った症状■

平熱が35度台か、またはそれ以下で、カラダ全体が冷えて体温調節が正常に働かなくなる状態が低体温だとしても、それを自覚していない人がほとんどです。では、低体温によってそのカラダに起こる悪影響にはどのようなものがあるのでしょう?

●肩こりがひどくなる

低体温になると、生命の危険を感じた自律神経がそれをカラダの異常事態と認識して、熱を外に逃がさないようにします。それにより、血液の循環を鈍らせたり、汗をかかなくなったりします。そのため、血行不良による肩こりや頭痛などの症状が起こり、この状態が長く続くと自律神経失調症になる恐れが出てきます。

●太りやすくなる

体温が低いとどうしても体内で脂肪が燃焼しにくくなり基礎代謝が落ちます。基礎代謝が落ちると消費エネルギーが少なくなり、カラダは余分なものを溜め込んで当然体重は増加します。

●疲れやすくなる

体内でブドウ糖をエネルギーにかえる働き=エネルギー産生がスムーズにできず、それによって活力が失われ、元気がなくなり、いつも疲れやすい状態になります。

●病気にかかりやすくなる

ふだん、カラダは熱を出すことで外部からの細菌の侵入を防いでいますが、体温が低いとその力が低下し、よく風邪をひいたり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなります。また熱に弱いがん細胞が活発化してしまいます。

●妊娠しにくくなる

原因にも血液の流れが良くないと卵胞刺激ホルモンが分泌しづらくなり、排卵障害(月経不順、卵巣機能低下、多嚢胞性卵巣など)を引き起こします。また、排卵を促進するホルモンの伝達が伝わらず、排卵が起こりにくくなってしまうケースもあるようです。生殖機能のある下半身は特に冷えやすく、体温が下がると卵管も収縮させてしまい、不妊症の原因にも繋がると言われています。

●冷えやすくなる

手足や下腹部などカラダの一部が慢性的に冷えている状態が続き、なかなか体温が上がりにくくなってしまいます。もし、山などの寒冷地で長時間滞在し、体温が34度以下になった場合には、凍傷などを伴う生命の危機に瀕した状態となるため注意が必要です。

■低体温になる原因■

では、なぜこうした低体温に悩む人が最近増えているのでしょう?

一つには大きな環境の変化があげられます。私たちがふだん利用するスーパーには、一年中、同じ野菜や果実が並び、冬でも冷たい飲み物や食べ物が溢れています。また、ダイエットに関心を持ちながらもお菓子や甘いものはたくさん摂り、主食であるお米をしっかり食べない人も多いようです。

毎日何気なく口にしているこれらのカラダを冷す食品や砂糖は内臓の働きを弱らせ、基礎代謝を下げる原因となります。 運動不足からくる筋肉量の低下、ハイヒールや自分の体型に合わないものを身に着けることなども、結果、血液循環を悪くしてしまい、低体温の原因になってしまいます。

また、過度なストレスや、冷暖房による屋内と屋外との温度差が自律神経のバランスを乱します。それにより、血管の調節機能がうまく働かなくなり、体温の低下につながるのです。

低体温の原因は住環境や食生活、生活習慣など、私たち自身の暮らしの中にあったというわけです。

■低体温の改善法とは?■

では、 どうすれば、そんな低体温を改善することができるのでしょうか?そのヒントは、やはり、私たちの毎日の暮らしの中にあります。原因から改善してゆけば良いのです。方法を具体的にあげてみたいと思います。

●甘いものや冷たいものを摂り過ぎない!

白砂糖や糖分を多く含んだ食べ物や冷たい飲み物には体を冷やす作用があり、確実に低体温の原因となります。寒い季節はできるだけ食べないようにするか温かい飲み物を飲んで低体温を改善しましょう!

●無理なダイエットはしない!

ふつうに食事をすると、体内に吸収・分解される際に、熱が発生します。これを食事誘発性熱産生と言います。ところが体重を減らしたいばかりに無理なダイエットを続けるとこの熱産生が妨げられてしまいます。体調も壊すもと。食事はバランスよくきちんと取るべきです!

●しっかり運動しよう!

運動不足になると、血液を送る筋力が低下し、低体温の原因となります。それを防ぐには積極的に運動して筋肉を鍛えること。特に第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎを動かせばそのポンプ作用で血流が良くなります。また筋肉を使うことで熱を作り出し、体温が上がります。これからの寒い季節、ウォーキングやスクワット、筋トレなどで億劫がらずに盛んに運動しましょう!

●シャワーじゃなくてお風呂にゆっくり浸かろう!

最近、シャワーだけですませる若者が多いと聞きます。これからの季節、シャワーはカラダを冷やすもと。入浴にはカラダを清潔に保つのみならず温める目的も含まれるのです。お湯に浸かればカラダが芯から温まり、血液の循環が改善し、疲労がとれ、健康にもダイエットにも効果的です。また、ストレスがかかりやすい現代人の暮らしの中で、リラックスする方法としてもお風呂の時間を大切にすべきです!

●お酒やタバコは控えめに!

これらのものは、結果的にカラダを冷やします。お酒を飲んだ直後は血管が拡張し血液の流れが良くなるのですが、その後、体熱が奪われカラダは冷えるのです。あなたも冬にお酒を飲んだ後、外へ出たらブルっとふるえた経験がありませんか?アレです。また、タバコは吸えば急激に血管を収縮させ、血流が悪くなる上、基礎代謝を低下させてしまうのです。

●腹巻きや靴下の重ねばきをしよう!

腹巻を当てる位置には大きな血管があります。よって血液を温めやすくします。また、5本指靴下の重ねばきを続けると実際に少しずつ体温が上昇します。これは私も実験済み。冷えに悩まれる方はぜひ試してみてください。

●陰性食品を控え、陽性食品を摂ろう!

私たちがふだん口にする食品にはカラダをゆるめ冷やす食品=陰性食品と、カラダを引き締め温める食品=陽性食品とがあります。陰性食品には夏野菜、砂糖、コーヒー、スパイスなど比較的暖かい地方でとれる農産物などがあり、陽性食品には冬野菜、塩気の多いもの、味噌、醤油、比較的寒い地方でとれる農産物などがあります。これから迎える寒い季節には陰性食品をできるだけ控え、陽性食品にしっかり熱を通したものを食すよう心がけましょう。

●タンパク質を摂ろう!

筋肉のもととなるたんぱく質を摂ると、筋肉量が増えて熱を作り出すことができます。筋肉をつけるためには、運動することだけではなく筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大切。現在、低体温の人が急増している理由の一つに、デスクワークが増え、運動する機会が減っていることがあげられます。たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉をつけましょう。

●ビタミン・ミネラルを積極的に摂ろう!

低体温となる原因の一つにはたんぱく質不足だけでなく、ビタミン・ミネラル不足があると言われています。体質改善に必要不可欠な栄養素には、亜鉛、鉄、セレンなどのミネラル類と、ビタミンB1、B2などのビタミン類があります。亜鉛などのミネラル類は、女性ホルモンのバランスを保ち、冷えや生理不順、低体温といった不快な症状を改善します。

では、ミネラル・ビタミンが不足すると、なぜ低体温になってしまうのでしょう?それは、ブドウ糖をエネルギーや熱に変化させるには、亜鉛、鉄、セレン、マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンの力が必要だからです。それらが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、低体温になってしまうのです。

ちなみにこれから旬を迎える貝類のカキには、たんぱく質はじめ、亜鉛などのミネラル類やビタミン類が豊富に含まれています。ぜひ意識して摂りましょう。

■35℃でガン細胞は活発化します!■

いかがでしたか?先に述べたように、本来、私たち人間の平均は36.7℃位が望ましく、体温が1℃下がっただけでも免疫力が低下するなど健康に悪影響があることが指摘されています。

体温が下がり、免疫力が低下すると、カゼなどの感染症や病気にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなります。さらに、低体温だと、免疫力が落ちることに加え、体温が35℃になるとガン細胞が活発になるともいわれています。低体温は病気の温床、本当はとっても怖いのです!

また、体温が低いと、基礎代謝も低下し、太りやすくもなって健康と美の根本から揺らいでしまいます。なので、この頃どうも不調だなと思ったらまずご自分の体温をチェックしてみてください。そして、低いようなら今まであげた項目の中で改善できるものの中からまず改めていってみてください。きっと良い変化が感じられるはずです。

しっかりと体温を維持できているということは、しっかりと生きていることの証でもあります。あなたが暖かな心とカラダを維持しながら、この世界を楽しく健康に生きていかれることを心から願っています。

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投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
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