脳に酸素を送る法


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このブログをお読みの方の中には、オフィスで働かれている方もおありだと思います。

そんなオフィスワーカーのあなた。例えば、閉め切った室内でずっとパソコンをしていてぼーっとしたり、頭が痛くなったりしたことはありませんか?

それは、確実に脳が酸素を要求しているサインです。私たちは酸素が足りなくなると、自然に伸びをしたり、深呼吸をしたり、窓を開けて外気を吸ってリフレッシュしたりして脳に酸素を取り込んでいます。

普通、体内に吸い込んだ酸素のうち、脳が消費するのは全体の25%と言われます。脳はたくさんの細胞からできていて、それらを正常に活動させるには大量の酸素が必要になるのです。その酸素の供給は主に呼吸と血液によってもたらされます。ところがその供給がうまくいかなくなると脳は酸素不足に陥り、仕事の効率も落ちてしまうのです。

今回は、そんな事態を解消するためのとっておきのリフレッシュ法をお伝えしましょう。

■脳にはたっぷりの酸素が必要です■

脳細胞というのは、酸素が途絶えた瞬間、細胞が活動を停止します。そして、その状態が2分以上経過すると、 脳細胞はとたんに壊れはじめます。もし、生命を吹き返したとしても、 その人は、脳死もしくは植物人間になるしかありません。

最近は脳がどのように働いているかについて詳しく知る方法があります。 毛細血管内で起きる酸素の消費と供給の様子を微弱な赤外光で測り、脳のどこでどのように酸素が消費されるのかを見ることができるのです。

何かを学習している時には、記憶や学習と関係する脳の場所に血液及び酸素が集まり、活発な酸素消費が行われます。 しかし、学習が上手く出来ていない時というのは、血流は十分なのに酸素の消費が上手くいかないのだそうです。思い通りに仕事をしたり、勉強をしたりする時には、しっかり脳を働かせ、酸素を消費し、なおかつ補給することが大切なのです。

なので定期的に酸素を供給するリフレッシュ法を行いましょう!

■行う前に気をつけること■

ただし、これから行うリフレッシュ法にはある注意が必要です。もし、あなたが高血圧で、現在、薬を服用していないなら行わないで下さい。また、糖尿病の人も行ってはいけません。けれど、高血圧であっても治療を受けている人なら、ここで述べるリフレッシュ法のどちらを行って頂いても問題はありません。

リフレッシュ法は、立っていても座っていても行うことができます。もし、椅子に座って行う場合は始める前に、椅子が安定しているかどうかを確かめること。椅子にキャスターがついていたりして不安定な場合は、椅子の背を机や壁などしっかりした面に固定して動かないようにして下さい。

■リフレッシュ法その1■

まずはじめにリラックスして椅子に座ります。そして、ゆっくりとカラダを前に倒し、胴体は太ももにもたれるようにして準備しますます。

①腕は足と平行に垂らし、足の間に頭を垂らします。

②長く深い呼吸を始めます。

③背中じゅうの筋肉を緩め、肩と首の後ろを和らげます。

④息を吐く度に、背中の緊張が解けていくのを感じます。

⑤頭の重さで、あとわずかカラダを下に引っ張るようにします。

⑥口や目の周りの筋肉はどんな感じか感じてみます。

⑦あごを緩め、このまま4、5回長く深い呼吸を行います。

このポーズのすぐれた点は、血液が脳に回るのを促すことです。より多くの血液はより多くの酸素を意味します。そして、より多くのブドウ糖が脳に行き来することも意味します。より多くの酸素とブドウ糖によって脳はリフレッシュするのです。これを行うと瞬時にしてクリエイティブで問題解決能力にすぐれた脳となることうけあいです。

■リフレッシュ法その2■

続いて、オフィスの人たちがランチに出払っている時間を利用して、こんな方法も試みてみて下さい。場所は、あまり人から見られないような図書室や会議室の壁を利用します。まずはリラックスして、立った姿勢から逆さまのポーズを行ってみましょう。

①お尻を壁につけ、足は開いて60㎝ほど開いて立ちます。

②膝をゆっくり曲げ、頭から曲げながら胴体を前に曲げます。

③あごを胸まで下げ、肩を前に曲げ、腰のところで曲げます。

④足の指に触ろうなんて思わずに、ただリラックスした状態で、胴体を前に垂らします。

⑤重力がカラダを床の方に引っ張るのを感じます。

⑥長く深い呼吸を続けながら、肩や腕を緩め、腕を揺らします。

⑦目は開けたままで、視線は柔らかに呼吸し、この状態で4、5回長い呼吸を続けます。

⑧ゆっくりとカラダを元の状態に戻します。

■脳もカラダも酸素を必要としています■

たったこれだけのことですが、気分とカラダが変わったのを感じることができるでしょう。また、「呼吸」も脳の健康にとって重要です。呼吸はカラダの中に酸素を送る生命活動のひとつです。呼吸が浅いと、取り込む酸素の量が少なくなり、血液中の酸素濃度が低下していきます。

するとカラダは、まず生命活動に関わる脳と内臓に酸素を優先的にまわします。すると、十分な酸素がカラダの隅々まで行き渡らなくなり、筋肉が酸欠状態になります。よって血流はますます悪化し、カラダが冷え、代謝量が落ち、老廃物も溜まりやすくなるので、結果的に酷い肩コリや冷えに悩まされることになります。

■あなたの酸欠度チェック■

健康な状態を維持しようと思うなら、脳にもカラダにもたっぷりの酸素を送り込んでやる必要があるのです。もし、以下の症状が3つ以上あてはまるとしたらあなたのカラダは酸欠状態。それでは脳にも良いはずがない。チェックしてみて下さい。

●どんなに寝ても眠気がある(一日中眠気を感じる)

●肩や背中周囲がいつも凝る

●慢性的な疲労感がある

●姿勢が悪い

●左右の肩の高さが違う

●便秘気味

●肥満気味

●冷え症

■酸素を取り込むための呼吸法■

いかがでしたか?酸欠状態ではありませんでしたか?

カラダに十分な酸素が取り込まれると、脳もリフレッシュし、筋肉の活動レベルがあがり、血流が改善され、筋肉が柔軟性のあるしなやかな状態に戻ります。そこで、酸素を取り込むための呼吸法を紹介します。

①まずはじめに、自分の肺の大きさと形をイメージします。肺はあばら骨の中の全体にあり、背中側に大きく広がり、背骨の真ん中あたりまで及んでいます。上は鎖骨を少し超えたあたりまで、下は肋骨の底辺近くまでと、とても大きく広がっています。

②次に、「カラダに空気を入れると肺が膨らんでいく」とイメージします。

③口から息を思いっきり吐き出します。肺とカラダ全体から空気を全部吐き出し、カラダが前屈みになり、しぼんだ状態になります。

④鼻から息を吸い込みます。まずは、胸の前後左右、広がる最大限まで空気を入れ、肺全体に酸素が取り込まれることを感じてください。上体が起き上がり、自然と胸が広がる姿勢になります。

⑤肺が大きくふくらんだら、カラダの隅々にまで(特に肩とふくらはぎを意識すること)酸素を取り込んでいるイメージで、息を吸い続けます。

⑥口から息を全て吐き出します。酸素で満たされてパンパンになったカラダから空気を全部出すイメージで、カラダをしぼませます。

⑦これを3セット繰り返すと、カラダがポカポカしてくるのを感じられるでしょう。目安として、最低6秒ほどかけてゆっくり息を吸って、また6秒かけて息を吐き出します。

■肺は私たちが思うよりずっと大きな臓器です■

この呼吸法は、一日のうちのどのタイミングで行っても良いのですが、一番のお勧めは朝です。目覚めた脳とカラダに酸素をいっぱい送り込んであげてください。脳や内臓、筋肉の活動レベルが上がり、元気とやる気がみなぎります!

もちろん仕事の合間でも、椅子に座ったままでも大丈夫。場所も時間も取らないので、思い出した時にお試しください。

この呼吸法は治療院へ来られる肩コリでお悩みのクライアントさんにもお伝えしています。肩こりや猫背に悩む多くの方は「肺は胸の前面にある小さな臓器」とイメージされます。人は自分のイメージ通りのものになります。逆に言えば、イメージ通りのものにしかなれません。

肺が小さな臓器だとイメージしていると、小さな使い方しかできずに、取り込む酸素量も制限されてしまうのです。小さなイメージののままだと、深呼吸する時にも胸の前方にしか意識をせずに、肺を前へ前へ膨らまそうとします。すると、酸素がわずかしか取り込まれなくなってしまいます。

しかし、肺は実際はもっと大きな臓器です。先ほど、赤字で書いた部分をもう一度リピートしますので、あなたも認識し直してみて下さい。

肺はあばら骨の中の全体にあり、背中側に大きく広がり、背骨の真ん中あたりまで及んでいます。上は鎖骨を少し超えたあたりまで、下は肋骨の底辺近くまでと、とても大きく広がっています。

Anatomy Of Human Lungs In X-ray View

●肺は私たちがイメージしているよりも実際はもっと大きい臓器です。

画像はこちらのサイトから拝借。http://www.unitedpatientsgroup.com/blog/2014/05/07/nigella-sativa-treats-lung-cancer-and-more/

いかがですか?この呼吸法で大切なのは「肺はこんなに大きいのか!」と認識して、イメージしながらふくらませることなんです。そうすると効果が何倍も違ってきます。

脳とカラダにたっぷりの酸素を取り込んで、今日も一日、ぜひ良い仕事をなさって下さい。きっと頭も冴えますよ!

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投稿者プロフィール

noahnoah
noahnoah
治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!
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