目に見えるものはすべて


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前にもお伝えしましたが、

私が外出する時に、いつもカバンに入れている1冊の本があります。

それは、北山耕平さんの本で『自然のレッスン』。

実はその姉妹編に『地球のレッスン』というのがあります。

 

その時の気分に合わせて、『自然』か『地球』のどちらかをカバンにしのばせておくのです。

今回はその『地球のレッスン』のほうから一遍の詩をご紹介したいと思います。

 

 

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●北山耕平さん http://murmurmagazine.com/special/no12_01.html

 

 

北山耕平さんは、昭和の時代に一世を風靡した青年誌「宝島」「ポパイ」の編集者だった方。

これらの雑誌の創刊に関わった後、70年代後半から80年代にかけて旅をし、北米大陸で過ごしました。ネイティブ・アメリカンのメディスンマンとの出会いをきっかけに、彼らの精神や神話を学ばれ、日本の次の世代に伝える活動をしています。

私は10代の頃から、先の雑誌を通じて北山さんからたくさんの刺激を頂きました。今、40代になってからも北山さんの思想からは、たくさんのギフトを頂いています。

私がまだ20代だった頃、世界一周旅行を思い立ってアメリカからスタートした時、ボストン在住のマクロビオティックのリーダー、故・久司道夫先生のお宅に数ヶ月間、居候をさせて頂いたことがありました。

後からわかったことですが、先生のお宅には、かつてジョン・レノンやジョン・デンバーなど多くのミュージシャンや文化人が出入りしていたそうで、その中に北山さんもいらっしゃったそうです。

北山さんが書かれる本の中には、食べ物や食べる行為についての、並々ならぬ深い考察と、教えが散りばめられていて、私は大いに共感させて頂いたものですが、それもそのはず。北山さんもかつてマクロビオティックを久司先生について学ばれ、いわば、私とは共通の師匠を持っていたわけなのです。

 

 

■北山さんの書かれる詩■

北山耕平さんは、私が「同時代を生きることが出来て本当に良かった」と思える人物の一人です。

何気ない時に、ふと思い出して、

彼の本のページを開けば、不思議とそこにあるんですよね。

その時、自分に必要な言葉が。

 

例えば、今、手にとって、ふと開いてみると、

出てきました。こんな詩が・・・

 

 

目に見えるものはすべて』

 

 すべて目に見えるものは

目に見えない世界に根を生やしている。

姿形は移りゆくけど

本質はそのまま残る。

息をのむ風景もやがては消えゆき

美しき世界もいずれは色あせる。

だからそれで意気消沈してはならない。

それらのとってきたる源は永遠であり

それは成長し

枝を伸ばし

新たないのちと、新たな喜びとを、産みつづける。

涙でほおを濡らす理由などどこにもない。

他ならぬ源はあなたのなかにあり

世界はことごとくそこより生ずる。

 

 

さりげなく、この世界のリアルを気づかせてくれます。

北山さん、ありがとう。

あなたの詩が、今も大好きです。

 

 

★表現は詩集のようなスタイルだけれど、その中にぎっしりつまった知恵は深くて大きい。あなたもポケットに一冊、長老の教えを。

地球のレッスン

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