宇宙飛行士の言葉


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人の立ち位置が、見える世界のカタチを変えることがあります。

世界のカタチが変わって見えると、世界に対する認識が変わり、自分と世界とのつながりが、よりくっきりと見えてくることがあるのです。

かつて、宇宙からこの地球を眺めた人たちがいました。かれらがどんな気持ちでこの星を見つめ、何を感じたのか。

かれらの言葉には、今、この星が抱えている数えきれないほどの問題を、解決へと導くヒントにあふれているように思うのです。

そんな宇宙飛行士たちの言葉を集めてみました。

あなたはかれらの言葉から、一体どんなイメージを連想しますか?

 

■宇宙飛行士たちの言葉から■

永久に地球を離れていくような気がする。私を連れ戻せる力など存在しない。そう思った。―ヴェレリ・リューミン(旧ソ連)

 

宇宙空間では、すべてが異なっている。天井で眠り、数分のうちに大陸を横断する。レンチを回してナットをゆるめると、自分の体が回ってしまう。―アナトリー・ベレゾヴォイ(旧ソ連)

 

宇宙船の中では、地球の夢ばかりみた。―ウラジミール・リャーホフ(旧ソ連)

 

地球を見ていると、宇宙の闇に浮いているクリスマスツリーの飾り玉を思い出した。遠ざかっていくにつれ、地球は小さくなって、とうとうビー玉ほどに縮んでしまった。創造できないほどに美しいビー玉である。美しく、暖かく、そして生きている。それは非常に危うくてこわれやすく、指を触れたら粉々に砕け散ってしまいそうだった。これを見れば、人はだれでも考え方が変わるはずだ。神の天地創造と神の愛に、心から感謝せずにはいられなくなる。—ジェームズ・アーウィン(アメリカ合衆国)

 

どの海、どの湖に汚染が観察されるか、どの国の森林に山火事がおきているか、どの大陸にハリケーンの目ができているかなど、その場所はたいして重要ではない。私たちは地球全体を守る番兵なのだから。―ユーリ・アルチューセン(旧ソ連)

 

宇宙を飛行していると、飛行士のものの考え方や感じ方はすっかり変わってしまう。宇宙から太陽や星や地球をながめていると、生命の不思議に打たれる。そして、いっそう生命をいとおしみ、他人に対してはより優しく忍耐強くなる。すくなくとも、私の場合はそうだった。―ボリス・ヴェリノフ(旧ソ連)

 

嬉しかったのは、宇宙には調和があり、目的があり、創造の力があると感じたときだ。悲しかったのは、人間がそれを知りながら、それに反する行為をしているのに気づいたときだ。―エドガー・ミッチェル(アメリカ合衆国)

 

なぜ私たちがここにいるのか、今、わかった。それは月をくわしく見るためではない。振り返って、私たちの住みかである地球を見るためなのだ。―アルフレッド・ワーデン(アメリカ合衆国)

 

宇宙に行くと、こう考える。ここにこそ宇宙がある。宇宙では、文明を持つ人間が、古代からのさまざまな圧力から解き放たれる。そして、自由に学び成長する機会を与えられる。幼児の心のように、宇宙はいまだ、恐れや憎しみや貪欲や偏見で、汚されていない。―ジョン・グレン・ジュニア(アメリカ合衆国)

 

宇宙はまことに近い。行くのにはたった8分、戻るのには20分しかかからなかった。―ウボ・オコルス(オランダ)

 

突然、無重力状態がやってきた。まるで、シャボン玉に閉じ込められたように、ふわふわと私は舞い上がった。母なる大地の子どもでありながら、宇宙船の子宮に抱かれた赤ん坊のように、浮かんだ。―ミロスワフ・ヘルマシェフスキ(ポーランド)

 

宇宙から地球を見ていると、この地球に生まれて死んでいった人々、現在生きている人々、これから生まれる人々を思う。そして自分は、その無数の人間のひとりであると改めて思う。次に考えるのは、私たちの存在とは何かということであり、短い生を精一杯楽しみ、かつ十分に他と分かち合って生きるにはどうしたらよいかということである。―ロドルホ・ネリ・ベーラ(メキシコ)

 

・・・いかがでしたか?

宇宙飛行士たちの言葉。

 

言葉を追ううちに、不思議と私たち自身があの漆黒の宇宙空間の中からこの星を見つめている気持ちになりませんでしたか?

私たち人類は、他者と想像力をもって「共感」できる能力を有しています。宇宙飛行士たちの感じたビジョンに、いつの間にかこの星に暮らす私たちの意識も共鳴します。

 

そこで気づかされるのは、私たちはいつだって、「たったひとつしかない場」を共有する同胞であること。

時々は、ミクロな日常から少し視点を変えて、マクロな視点から宇宙全体を眺めてみる。

すると、自分と周囲との関係性がよりリアルに見えてきます。私たちは、たった一人の例外もなく、ミクロとマクロ両方の宇宙を同時に有する存在なのです。

宇宙飛行士たちの言葉は、そんな大切なことを気づかせてくれます。

 

 

 

★宇宙飛行士になるには、生きることのすべてがある。「様々なストレスにどう対応するか」「目的の達成に向けて何をすべきか」この地上を旅するために必要な教えが、彼らの言葉の中にある。

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noahnoah

治療家。マクロビオティック指導家。導引研究家。子供の頃から「生きる」ことの不思議に興味を持つ。20代で放浪の旅に出たインドで九死に一生を得る体験をする。以来、宇宙と生命の繋がりについて考えるようになる。現在、モノを書くことを通じて宇宙生命の神秘に近づこうと奮闘中!

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